毒舌度８０％ ページ41
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「俺が止めたにも関わらず前原のトコ行ったよねぇ?しかも理事長と帰ろうとしたし?」
『それ、は………ごめ、んッ……!!』
カルマは私が人より耳が弱い事を完璧に確信したようで、わざとゆっくり、唇が掠る様な位置で喋る。
お陰でどんどん力が抜けていく。
『ぁ………もぅ……いぃでしょぉ……』
情けない声しか出ないが、なんとか振り絞りカルマにやめるよう言うが、全く無意味なようで。
私の話を聞かずにツゥっと耳裏をなぞられる。
『ッあぁ……!!』
「そして三つ目。これはもう勘づいてない?」
『何、を………』
「んー……この家での扱い、かな」
『ッ………!!』
その言葉で全て一致する。
妙だとは思った。
いきなり家に上げ、服貸すわ、髪巻いてくれるわと……他にも細やかなところで色々と気を使わせてしまったのに、カルマが大人しいなんてとは一瞬考えていた。
………………忘れていたけど。
「と、言う訳で今からは俺が良い思いする番ね?」
『何すん、の……?』
「………分かってる癖に」
恐る恐る聞くと、いきなり耳を甘噛みされ、ガクッと足腰の力が抜ける。
「………………沢山いじめさせてね?」
『ひゃっ……!!』
もう既にやってるじゃん!!なんて言う暇も与えられず、そのままソファーに押し倒される。
私の両手首をカルマは片手で押さえ込み、足も綺麗に絡められる。
完璧に自由が奪われた。
気付いたらカルマの顔がどんどん近付いてくる。
『や………っ!!』
「良い反応してくれるじゃん」
カルマの囁く様な喋り方の所為で、お互いの吐息が鼻や目を掠る。
それだけで充分に体温は急上昇。
じわじわ顔に熱も集まってきて、息遣いが荒くなる。
せめても抵抗で顔を逸らしてみるが、どうせ逃げれない事は分かってるらしく、カルマは余裕そうに微笑むだけ。
逃げ場を失い、私はギュッと目を瞑り、唇を引き締めた。
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葵(プロフ) - 黒猫れもんさん» 楽しみにしてもらい光栄です。part3以降ですが、未だに訂正が終わってない為、公開する事が出来ません。一ヶ月程の時間が掛かりますが必ず公開致しますので、それまでお待ちください。こちらの勝手な都合で申し訳ございません。 (2016年12月25日 17時) (
レス) id: 014c775145 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - あの、続編観覧のパスワード教えてくれませんか？＿|￣|○ (2016年12月25日 16時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - サヤさん» あ、こっちも遅れた、ごめんね!!わざわざありがとう!!アッはい。直しておきます(｀・ω・´)ｷﾘｯ (2016年12月24日 18時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 訂正完了おめでとー!!杉野君の言葉「転入生」じゃなくて「転校生」じゃないかな?私が間違ってたらごめんなさい!! (2016年12月23日 21時) (レス) id: fd9cf3b3b1 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - こいさん» ……え………?毎日一緒だと疲れますよ……? ありがとうございます!!これからも頑張ります!! (2016年1月22日 21時) (レス) id: 6f13f8d266 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2015年10月9日 17時
