毒舌度７％ ページ9
「では、授業を始めましょうか」
「はいはいはい!!殺せんせー!!その前に私だけでも!!」
「何ですか、茅野さん?」
授業を始めようとした先生に対して、先程の緑の子は何故か元気よく手を挙げた。
そして先生の反応を待たず、私の方を振り返る。
「茅野カエデ!!Aって呼んでも良い?」
『カエデちゃん?うん。好きに呼んで』
「ありがと!!Aって甘い物好きーー?」
『愛してる』
「仲間!!」
『結婚しよ』
「今度一緒に食べに行こう!!おすすめ教えてあげるから!!」
会話が成立してなかった気がするけど、カエデちゃんと約束は出来た。
「よろしいですか…?では、授業を始めましょうか」
『はい!!一教科も教科書持ってきてません!!』
「貴方は何をしに来たんですか!?」
『あと、先生の名前も教えてもらってません!!』
これは結構重要だと思う。
「私の事は、生徒が付けた“殺せんせー”と呼んで下さい」
『殺せんせー…?』
私が微妙な顔をすると、カエデちゃんが自慢げに「殺せない先生だから殺せんせー」と捕捉してくれる。
………殺せない………ね……。
「教科書は隣の人に見せて貰って……」
『隣いるんだ』
殺せんせー(?)の言葉で、私は隣に目を向ける。
今現在、私の隣の席には誰も居ない。
「うぅっ…。彼はまた遅刻ですか…」
彼って事は男かー…。ムサかったら嫌だな。
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葵(プロフ) - オセロさん» ひえっ、コメント気付くの遅れて申し訳ないです！！ 初コメありがとうございますー！！ は、発狂させてしまった……！笑 きっと先が長い作品ですが、のんびりと読んで頂ければ幸いです！ (2019年8月4日 2時) (
レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
オセロ - 初コメです！ 今回の作品、ずっと発狂しながら読んでました！ 続編や、今後の二人の関係を描いた物語を、楽しみにして待っています！ m(._.)m (2019年7月23日 23時) (レス) id: 3d9b2eea0d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 黒猫れもんさん» ありがとうございます!!テンポよく進められる会話は書きやすいので（私情） ほらカルマ君!!ご指名だよ(( (2016年12月25日 4時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - ふたりの会話が微笑ましいです(*´ω`*)カルマくん。私と結婚（（ (2016年12月24日 23時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたすら(プロフ) - すみません……ありがとうございます！更新頑張ってください！！応援しています!! (2016年11月23日 12時) (レス) id: 152c51bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1131939128247848960?s=19...
作成日時：2015年9月26日 23時
