毒舌度３５％ ページ37
＿＿＿＿＿カルマside
「………ぇ」
何故か知らないけど、俺は変な時間に目覚めてしまった。
外は少しばかり明るいが、大部屋は暗く、皆は熟睡している。
自分のスマホのディスプレイを付け、時間を確認すると、まだ5時にもなってない。
かなり半端な時間。
今から寝れない事もないけど………きっと俺の事だ。起きないに決まってる。
「仕方無いか………」
周りに気を遣い、俺はそっと大部屋を出る。
することもないから、この辺散歩でもしようかな。なんて思いながら、俺は外に向かう。
「＿＿＿＿＿して、＿＿＿＿ね?」
古びた廊下を歩いていると、かすかに声が聞こえてくる。
…聞いたことありそうでない、綺麗な声だった。
俺は思わず、その声の聞こえる方に向かった。
・
・
その声の持ち主は、
同級生より若干小柄な身長、
このへんでは珍しい桜色の髪、
Aがそこにいた。
Aは俺に気づかず、喋り続ける。
『わざわざ、こんなところに呼び出してごめんね』
そこには誰もいない…。
『あなたに伝えたいことがあったの』
演劇のセリフ……かな。
そういやAは元演劇部所属だったけ……。
今のセリフも………聞いた事ある気がする。
ただ、Aじゃなく、別な人の言葉で。
『別に何か言って欲しいわけじゃないの。ただ、最後にあなたに聞いて欲しいの……。私の気持ち……』
『あなたが好きです』
この言葉で、俺の鼓動は跳ね上がる。
………落ち着け。今のはセリフであって、他の誰かに告る為の練習でも、俺に言ったわけでもない。
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葵(プロフ) - オセロさん» ひえっ、コメント気付くの遅れて申し訳ないです！！ 初コメありがとうございますー！！ は、発狂させてしまった……！笑 きっと先が長い作品ですが、のんびりと読んで頂ければ幸いです！ (2019年8月4日 2時) (
レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
オセロ - 初コメです！ 今回の作品、ずっと発狂しながら読んでました！ 続編や、今後の二人の関係を描いた物語を、楽しみにして待っています！ m(._.)m (2019年7月23日 23時) (レス) id: 3d9b2eea0d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 黒猫れもんさん» ありがとうございます!!テンポよく進められる会話は書きやすいので（私情） ほらカルマ君!!ご指名だよ(( (2016年12月25日 4時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - ふたりの会話が微笑ましいです(*´ω`*)カルマくん。私と結婚（（ (2016年12月24日 23時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたすら(プロフ) - すみません……ありがとうございます！更新頑張ってください！！応援しています!! (2016年11月23日 12時) (レス) id: 152c51bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1131939128247848960?s=19...
作成日時：2015年9月26日 23時
