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毒舌度24% ページ26

「マジ完璧」

「なんでこんな拉致りやすい場所歩くかねぇ」


そんな声で私は振り返る。





そこには、明らかに私達よりもガタイの良い、男子高校生が何人か並んでいた。

当然前からも来て、私達は囲まれる。


「…何お兄さん等?観光が目的っぽくないんだけど」


私達の前に自然と出る赤羽。久々に彼奴がマトモに見えた……!!

その事に一瞬、軽い感動すら覚える。


「男に用はねー。女置いておうちに帰んな」

『そりゃそうだよね。むしろ男置いて家帰れって言われたら、私全力で精神科探して紹介するわ』

「…真面目に答えるか、普通」


不良の言葉に思わず反発すると、杉野から呆れた目で見られる。

ごめんなさい。口が滑りました。





そうこうしている間に、不良は距離を詰めてくる。

私がどうしようか迷ってる間に、





_____ガッ!!


と言う鈍い音がした。

見ると、赤羽が近くにいた不良の一人を、電柱に打ち付けていた。


『あー…馬鹿。穏便に済ませなくなったじゃん』

「人が見てないんなら問題ないっしょ?だからAもやって良いよ?」

『何でお前の許可必要なんだよ!!やるけど!!』


そう言い、私も近くの不良に回し蹴りを叩き込む。


「っがはっ………!!」

『汚ったねぇ!!』

「女の癖にっ………!!」

『いやー、椚ヶ丘ってだけで絡まれてたからねー』


相手の拳をかわし、足払い。

ガンっと踵で踏みつけると、後ろからカエデちゃんと有希子ちゃんの悲鳴が聞こえる。





慌ててそっちを向いた瞬間、


「馬鹿っ………Aっ!!!」

『え?ッ………!!』


後ろから何かを嗅がされ、意識が眩み始めた。


『……ッ』


そんな意識が持つ筈もなく、私は意識を簡単に手放した。





最後に私の視界に映ったのは、赤羽が崩れ落ちるところだった。

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設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業 , 赤羽カルマ   
作品ジャンル:ラブコメ
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(プロフ) - オセロさん» ひえっ、コメント気付くの遅れて申し訳ないです!! 初コメありがとうございますー!! は、発狂させてしまった……!笑 きっと先が長い作品ですが、のんびりと読んで頂ければ幸いです! (2019年8月4日 2時) (レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
オセロ - 初コメです! 今回の作品、ずっと発狂しながら読んでました! 続編や、今後の二人の関係を描いた物語を、楽しみにして待っています! m(._.)m (2019年7月23日 23時) (レス) id: 3d9b2eea0d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 黒猫れもんさん» ありがとうございます!!テンポよく進められる会話は書きやすいので(私情) ほらカルマ君!!ご指名だよ(( (2016年12月25日 4時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - ふたりの会話が微笑ましいです(*´ω`*)カルマくん。私と結婚(( (2016年12月24日 23時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたすら(プロフ) - すみません……ありがとうございます!更新頑張ってください!!応援しています!! (2016年11月23日 12時) (レス) id: 152c51bac6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:https://twitter.com/uranai_aoi/status/1131939128247848960?s=19...  
作成日時:2015年9月26日 23時

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