毒舌度９％ ページ11
殺せんせーに半ば引きずられ、渋々と別教室に移動する。
旧校舎の作りを覚えてない私は大人しく……とは言いにくいが、そこそこ大人しく着いて行く。
すると、殺せんせーがいきなり立ち止まった………かと思いきや、私の目の前から消えていた。
『え?』
周りを見渡すと………昇降口の方から話し声が聞こえて来る。
「＿＿＿＿＿君!!遅刻＿＿よ!!＿＿＿＿は………」
「＿＿＿＿＿ん。そーいや＿＿＿＿＿………」
途切れ途切れで聞こえないが、殺せんせーが誰かと会話しているのは分かる。
それに、なんだか妙に聞き覚えがあるようなないような………なんて思いながら、私は好奇心から昇降口に向かう。
・
「へ〜?俺の隣なんだー。変な子?」
「まぁそれなりに」
『おいこらクソ先公!!何勝手にディスってるんだよ!!』
「おやAさん。聞こえていましたか。これは失礼」
私が殺せんせーの背後から、ナイフを投げ、怒鳴ると、それをサッと交わし、謝る殺せんせー。
「………A?」
そしてそのお陰で、相手の顔が見える。
高めな身長に、特徴的な赤髪に鋭く黄色い瞳。
黒いガーディガンを羽織って、両手をポケットに突っ込んで、不思議そうに私の名前を呼ぶのは………
『………あ。』
「…今一瞬忘れてたね?」
『ごっめーん!!興味なかった!!』
「相変わらずウザい」
『それ褒め言葉』
中1の頃からのサボリ仲間の赤羽だった。
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葵(プロフ) - オセロさん» ひえっ、コメント気付くの遅れて申し訳ないです！！ 初コメありがとうございますー！！ は、発狂させてしまった……！笑 きっと先が長い作品ですが、のんびりと読んで頂ければ幸いです！ (2019年8月4日 2時) (
レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
オセロ - 初コメです！ 今回の作品、ずっと発狂しながら読んでました！ 続編や、今後の二人の関係を描いた物語を、楽しみにして待っています！ m(._.)m (2019年7月23日 23時) (レス) id: 3d9b2eea0d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 黒猫れもんさん» ありがとうございます!!テンポよく進められる会話は書きやすいので（私情） ほらカルマ君!!ご指名だよ(( (2016年12月25日 4時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - ふたりの会話が微笑ましいです(*´ω`*)カルマくん。私と結婚（（ (2016年12月24日 23時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたすら(プロフ) - すみません……ありがとうございます！更新頑張ってください！！応援しています!! (2016年11月23日 12時) (レス) id: 152c51bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1131939128247848960?s=19...
作成日時：2015年9月26日 23時
