検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:16,614 hit

女の子にだって。【坂口安吾】 ページ4

平成最後に私の推しですみません、←






________


やばい、如何しよう。




お腹が、痛い。




朝、起きたらアレが来てしまっていて。
女の子なら、分かるよね?アレです。((


仕事中の今、お腹に激痛が走りもう痛い痛い。
こんなの、仕事にならない。
(((如何しよう)))


安「…Aさん、如何かされたんですか?先程から手が止まっているのですが。」


A「あ、えっと、すみません、大丈夫……ですっ」


安「……そうは、見えませんが。」


安吾さんって本当に優しい……。異変に気づく所も凄い。
…でも、理由なんて、言える訳が無い。


A「否、大丈夫です!有難うございます、」


安「…やれやれ、Aさん。痩せ我慢は善くないですよ?
…皆さん、仕事を続けてて下さい。それぞれ仕事を済ませたら、解散で構いません。」


そう特務課のエリート達に告げると、私を持ち上げ、部屋を出る安吾さん。(勿論、お姫様抱っこだぜ☆←)


A「っ?!!や、ちょ、あの!や、怖い、」


ジタバタ暴れる私。すると、暴れるなと云わんばかりの目付きで此方を睨んでくる。
……怖い。


安「Aさん、定期的に来ていれば今日から、ですよね。」


……………。は?
※付き合ってます


A「え、安吾さん…?なんで把握済みですか?え?え??」


安「自分の体調くらい、管理できるようにして下さい。無理して倒れても、僕じゃどうにもなりませんから」


A「安吾さん…。すみません。」


すると、連れてこられたのは安吾さんの車。


安「帰りますよ。…そのかわり、明日は今日の分徹夜ですからね。」


A「…え」


安「勿論、僕も一緒にやりますけどね。」


A「手伝って呉れるんですか?!」


安「いえ、自分の分です。」


なぁんだ、、って。え、じゃあ今日は安吾さんも仕事しないの…?其れって大丈夫…?


安「私がいなくても優秀ですから。」


A「声に、出てました?」


安「ばっちり。」


家に着き、また私を持ち上げようとする安吾さん。


A「も、もう流石に歩きます!」


安「そうですか?」


車を降りようとすると、安吾さんに椅子を後ろに倒され、私も倒れる。


A「あ、安吾さん…?」


安「……次は、無いですからね。」


そう云って、唇を奪われた。
…これ、実はなんだかんだのファーストキス。


それは、とても長く、甘いものだった。



___


平成ありがとう。

令和もよろしくお願いします!

笑顔【芥川龍之介】→←おめでとう、愛しい君【中原中也】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
66人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , 短編集 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

鏡音ののり(プロフ) - 歴史馬鹿さん» だねー! (2019年8月15日 20時) (レス) id: 9f03a4e99e (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - 鏡音ののりさん» 久しぶりだね〜〜〜〜〜〜〜 (2019年8月15日 20時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
鏡音ののり(プロフ) - 歴史馬鹿さん» ゑ、テンション崩壊してるだけ!と、いうか久し振り! (2019年8月14日 11時) (レス) id: 9f03a4e99e (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - 君らはどうしたら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2019年8月1日 12時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
鏡音ののり(プロフ) - のんさん» だ、大丈夫か!?by テンションすでに崩壊してる人間 (2019年8月1日 12時) (レス) id: 9f03a4e99e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:のん | 作成日時:2019年4月1日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。