恋人以上になれるなら。【松川 一静】

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「お待たせ。」


及「やっと来た！A！遅い〜！」


岩「よ。」


相変わらず、私の幼馴染は顔が宜しいことで。
まぁ、松川も顔が良いけど…


「2人ともお疲れ様。あ、生ビールひとつ下さい。」


店「かしこまりました！」


及「A！まっつんと知り合いなの！？」


「会社の同僚だよ。てっきり、徹、伝えてあるもんだと思ってたよ。同じ学校でしょ。」


岩「こいつは、いつも大事なこと言わないから。クソ川。」


確かに。合宿の時だって、練習試合の時だって
皆に言い忘れてはじめにドヤされたって言ってたっけ。


「そうだったわ。忘れてた〜で済ますもんね。」


及「そんなことないもん！」


岩「男がもんとかきめぇ。」


及「酷い！」

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