玖話 ページ10
次の日、また僕は寝坊をした
「もぉぉぉぉぉぉ!!!また、寝坊したぁぁぁぁぁぁ!!!」
あいにく、いつも起こしてくれる鈴木、烝は仕事で昨日からいない
そして、鈴木と烝以外の九番組のみんなは朝がとても弱い
だから、昨日左之にお願いをしていたのだがこの様だ
いつもの場所まで着けば、急いで障子を開けた
「ね、ね…寝坊しまちた」
僕は、ゼーゼー息切れをしながら言うと皆はぽかーんとしていた
「な、何?僕に何かついてる?」
自分の顔をペタペタ触っていると、一がため息をついてこういった
斎藤「髪を結んでいないし、寝巻のままいているからだろう」
「あ」
改めて考えれば、着替えた記憶がなかった
近藤「まぁ、急いできたんだ今日は許すから早く食べなさい」
「はーぃ」
僕は左之の隣に座って合掌をして朝ご飯を食べ始めた
原田「わりーな、ほたる」
「別にいーよ、また忘れてたんでしょ?」
ご飯を食べながら言うと、左之は笑ってこう言った
原田「いや、俺も寝坊した」
「ほんとー?お揃いだねー」
焼き魚の骨をちまちま取りながらふと、周りを見ると久しぶりに全員揃っていた
「(…めずらし)」
完璧に骨を取り除いたら、みそ汁に身を半分入れて食べた
「(今日は誠一と竜馬と大樹を連れてお買い物して、お団子買っておしまいかな)」
朝ご飯を食べながら、今日の用事を考えていた
・
・
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僕は、予定通りに誠一と竜馬と小野大樹を連れてお買い物に来ていた
「んー、これは初めてみるなぁ」
小野「そうですね、そっちよりこっちがよろしいか、と…」
「ぅーん…迷うねぇ」
僕たちは本屋に来ていた
僕が今持っている本は蘭学の本、大樹が持っているのは薬草学の本だ
三反田「僕も…小野くんの薬草学の本が良いと思いますぅ…」
田中「蘭学の解体新書は我々はすべて経験しております、やはり薬草学のほうが…」
「よし、両方買おう!」
小野・三反田・田中「え」
僕は、2冊の本をもってお会計をして店の外に出た
田中「あ、明石さん!だ、大丈夫なんですか?そんな高価なもの!」
「いーの!さて、次はお団子だー!」
僕はニコニコ笑って、お団子屋さんまで走った
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総ちゃん - 主人公は仲間想いの優しい組長なんですね。 (2016年10月3日 7時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - 主人公は武道も得意とする剣豪なんですね! (2016年9月30日 20時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
クロ(プロフ) - 総ちゃんさん» ありがとうございます!有言実行できないような人は嫌いというキャラにしています。苦手でしたらすみません (2016年9月29日 21時) (レス) id: 0f7fb9d611 (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - 主人公は千鶴ちゃんが嫌いなんですね(笑) (2016年9月29日 10時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - 今まで居ないような主人公だなぁと思います!続きも気になるので更新たのしみにしてますね(*´ω`*) (2016年9月24日 7時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クロ | 作成日時:2016年9月19日 23時