I LOVE YOUは届いてる？(ドロテア(甘)) ページ13
※朝チュン。仄めかすような描写がある為苦手な方はご注意ください！R15ぐらい?
｢ふふっ｣
思わず笑みが漏れてしまう程に幸せ。
彼女が隣で眠るベッドの上での目覚めは、自分で想像していたよりも遥かに良いもので…。
｢おはようございます。Aちゃん｣
チュッと軽くまだ眠ったままの彼女の唇にキスをひとつ。
隣で穏やかな寝息を立てて、眠る私のAちゃんがとても可愛らしくて、私はまた触れたくなってしまうのを我慢して、横になっていた身体を起こした。
『ドロテアちゃん…』
すると、いつ間に起きたのか昨夜を思い出してか顔を赤く染め、私の腕に一糸纏わぬ身体を隠すようにしてシーツごと抱きついてきた彼女が不安げに私を見つめて名前を呼ぶ。
そんな姿を見せられたら、さっき堪えた理性なんて簡単に崩れ去ってしまって、私は彼女の背に手を回し、再び唇を寄せた。
｢んっ…。どうしたの？｣
『その、どっか行っちゃうのかと思って…』
｢行かないわ。ずっと一緒に居たいもの｣
『…私も』
照れて赤くなりながら、小さい声で静かにそう返してくれるAちゃんが愛しい。
やっぱり、愛する人と結ばれるというのは、本当に素晴らしいことね。
『っ…！ドロテアちゃんっ、手…』
｢あら？嫌かしら｣
『い、嫌じゃないけどもう朝だし…昨日、あんなに…っ』
｢あんなに…？｣
『意地悪』
ぎゅっと私に抱きついて、肩口に顔を埋めて隠すAちゃん。
さすがにからかいすぎたと反省しながら、彼女を優しく抱きしめ返して、その背を撫でた。
｢ごめんなさい。あまりにも貴女が可愛かったものだから…許してくれる？｣
『……うん。別に恥ずかしかっただけで、怒ってはないし…』
｢じゃあ、｣
『でも、そういうのはまた暗くなったらね！』
邪な気持ちを察知して、Aちゃんはそう言って胸に伸ばそうとした私の手をしっかり掴んだ。
｢あら、夜になったらいいの？それは良いことを聞いたわ｣
『あっ、え、えぇっと』
｢やっぱり、嫌なのね…。私が女だから…？｣
『っ！よ、夜になったらね…！！』
真っ赤になってそう声を上げたAちゃんに私はニッコリ微笑んだ。
｢えぇ。約束よ｣
それを見たAちゃんは騙された！と言わんばかりに声にならない悲鳴と共に強くシーツを握りしめてふるふる震えていた。
そんなところも、好きよ。
愛しさに再びキスをお見舞いすれば、彼女は困ったように笑って私の背に手をまわした。
君への興趣が尽きなくて…。(リンハルト(狂甘)) 【桜様。リクエスト】→←咲く前に恋の花は摘まれてしまって(ディミトリ(狂甘))
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安城(プロフ) - まふころーさん» 返信が遅くなり申し訳ありません。リクエストの方は再開未定となっております。申し訳ありません。 (2023年4月7日 20時) (
レス) id: 1cc22b913b (このIDを非表示/違反報告)
まふころー(プロフ) - リクエスト、まだ再開してませんか？？ (2023年3月9日 23時) (レス) id: a91e55a1df (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 分かりました！急にリクエストしようとして申し訳ないです。 (2021年5月1日 15時) (レス) id: 9bdfc12b9d (このIDを非表示/違反報告)
安城(プロフ) - 桜さん» 返信が遅くなり申し訳ないです。前回更新と同時に概要欄に記載させて頂いたのですが、現在リクエスト停止中となります。お手数ですがリクエスト再開時にまたリクエストして頂けると嬉しいです。 (2021年4月30日 14時) (レス) id: 5852e8de80 (このIDを非表示/違反報告)
安城(プロフ) - 桜さん» いえいえー！かしこまりました。お時間頂きますが、気長に待っていただけますと幸いです。 (2021年4月15日 14時) (レス) id: 5852e8de80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安城 | 作成日時：2020年11月11日 20時
