第2話(2/5) ページ7
A「ねぇ、律嘉くん入っていいかな?」
律「……入ってこないで」
扉に背を向けて優しく律嘉くんに
A「…じゃあここで話すね
私と拒殴也君は単なるクラスメイトだよ
律嘉くんが不安がる様な事は一つもしてないよ
それだけは知っててほしい…おやすなさい」
律「……」
律(Aちゃんがそんな事するような
人じゃないのは俺だって分かってるよ…
分かってるのに…きょうちゃんが羨ましいな……)
拒「おい…A大丈夫…じゃないよな」
A「大丈夫じゃないよ〜……どうしたらいいか
分かんない」
拒「ん〜…律嘉の好きな物で釣るのは?」
A「律嘉くんってそんな単純なのかな…」
拒「…じゃあ、どうすんだよ…」
A「それが分かんないから悩んでるのに…」
拒「そうだよな…うーん………A、律嘉はなんで
俺達にあんな怒ってるんだ?」
A「え?そりゃあ…私と拒殴也君が仲良く
話してた…から?」
拒「うーん…惜しい!それだけじゃない気がする…
なんかもっと執着心?っぽいものがあるような…?」
A「そうなのかな?もしそうだとしたら
拒殴也君私の近くに居ない方が良いんじゃない?」
拒「確かに…じゃあメールでやり取りするか」
A「まぁ…そっちの方が安全?なのかな」
拒「とりあえず今からそうしようぜ」
A「う、うん」
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