第２話(1/5) ページ6
拒「おーい、A？浮かない顔してどうした？」
A「拒殴也君…ちょっと場所変えていい…？」
律「Aちゃーん！会いに来たよー！」
女1「Aちゃんだったら拒殴也君とどこかに
行っちゃったよ？」
律「そうなの？」
女2「うん、Aちゃんなんだか
顔色悪かったよね…不安だな〜…」
女3「まぁでも拒殴也君も一緒なら
大丈夫じゃない？ 」
律「そっか、教えてくれて
ありがとうございました！」
女1「可愛い〜！」
女2「いいなぁ、Aちゃんの弟くんかな？」
女3「え、でも拒殴也君にちょっと似てなかった？
でも羨ましいな〜」
拒「で？どうかしたのか？」
A「えっと…律嘉くんとの関係で…ちょっと、ね」
拒「律嘉に何かされた…とか？」
A「うん…私どうしたらいいんだろう…」
拒「キスでもされたとか？まぁ律嘉にそんな度胸が
あるとは思えないけどな！」
A「拒殴也君凄いね…なんでわかったの？」
拒「え、まじ？冗談で言ったんだけど…」
律(Aちゃんときょうちゃんどこにいるんだろ…
あの二人に限っていかがわしい事なんて
無いだろいけど…)
律「Aちゃーん！きょうちゃん！どこー！」
律(こんなんで見つかったら見つかったで
拍子抜けもいいとこだよな…)
A「拒殴也君！………う…
…………見れ…いよ〜…
き……ずい…まは…や……よ〜！」
律「Aちゃんの声が聞こえたような…」
拒「………A！しっ……し…よ！
……お前のことが好きなんだから！」
律「…え？きょうちゃん？」
A「ありがとう、拒殴也君！」
拒「いや、俺は別に大したことしてねぇから…
礼なんていらない…
それよりそろそろ教室戻るか？」
A「うん！……律嘉くん、どうしたの？」
律「……ねぇ、きょうちゃん」
拒「なんだ？律嘉」
律「Aちゃんとなに話してたの」
拒「それは…」
2人がアイコンタクトを取っているのに事に
ムカついた
律「…俺には言えない話なんだ…
わかったじゃあ俺もう行くね」
A「律嘉くんっ！違うの！誤解なの…！！」
A「どうしよう…律嘉くんに嫌われた…
どうしよう…」
拒「あー…悪いなA俺のせいで
こんなことになっちまって…
2人が早く仲直りできるよう俺も頑張るから
無理すんなよ？」
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