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第3話(1/5) ページ11

律「Aちゃん…俺さきょうちゃんに
嫉妬してたんだ〜…」

きょうちゃんはいつも俺に無いものを持ってる
身長、友達、恋人だって

それに強くてかっこいいし…

だからそれらを気にしないように明るく振る舞えば
考えずに済んで友達だって出来るはずなんて思って
たけどそれも違った

その場しのぎの友達…休日遊び行くような事は
無くて学校の中だけで話をするぐらいの関係で

その点きょうちゃんは晃くんや京助くんのような
友達が居て

京「よぉ、律嘉友達できたか?」

律「ううん…京助くんどうしたらいいの?」

京「そうだなー、趣味を持つってどうだ?
そしたら話のネタにはなるだろ」

律「ありがとう京助くん!やってみる!」


晃「2人で何話してたのー?」

京「なんでもねぇよ」

そんなたわいない会話でも羨ましかった





しばらくして仲良くなった女の子に告白をした

だけど

女「…ごめんなさい
私他に好きな人がいるの

律「好きな人って誰?」

女「拒殴也先輩」

律「…そっか、俺の方こそ好きになってごめんね」

女「…ううん、告白してくれて嬉しかった
これからも友達で居てくれる?」

律「うん、聞いてくれてありがとう」




結局俺は彼女なんて出来なかったけど
落ち込んでいた俺を慰めてくれたのはきょうちゃん
だったし、1番近くに居てくれたのもきょうちゃん

だから
きょうちゃんには感謝しかないよ…

それなのにどこかで羨ましい…って思うだけじゃ
居られなくなって…でもそんな事本人に言いたくないからいつもどうりなんでもない様に振舞ってた
心配や哀れんでほしくないから






A「律嘉くん、私ねこのお屋敷に来た時
不安でふあんで逃げ出したかったの
でも律嘉くんが真っ先に声掛けてくれて
不安に思ってた気持ちどっかに行っちゃった
それくらい嬉しかった」

律「Aちゃん…俺もあの時すげぇ嬉しかった
それがたとえきょうちゃんの憧れの人だとしても
だってAちゃん…すごい可愛いから…」

A「律嘉くん…ありがとう」

そっと律嘉くんを抱きしめて頭を撫でながら言うと
溜め込んでいた物が溢れたように涙する律嘉くん

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作者名:ピースメーカー | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2021年8月13日 19時

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