第1話(1/5) ページ1
高校三年生
この学校に来て二度目の春
最高学年になった喜びと高校生活も残り一年
なのがなんだか寂しく感じる
秬「Aそんなところに立って
どうかしたのか?」
A「いやー、私達もう三年生なんだな〜
って思ったらなんだか寂しくなっちゃって…」
秬「寂しいだ?俺はせいせいするけどなー
でAはなん組だったんだ?」
A「え?見てない秬殴也君は?
あでも自分で探そ〜」
人がごった返している…
誰かがこちらを向いて笑顔で向かってくる
律「おーい!きょうちゃーんAちゃーん!」
A「律嘉君!」
律「どう?カッコいい?」
きらきらした目で問いかけてくる姿は
まるで褒めて欲しいとねだっている子犬
みたいに可愛い
秬「うーん…やっぱり律嘉は可愛いぞ〜!
入学祝に好きなの買ってやる!」
何だか律嘉君一瞬だけど暗い表情した…気がする
律「…俺可愛くなんてないよー
それを言うんだったらAちゃんでしょ!」
A「え?いや〜私は
それより律嘉君自分のクラス行かなくて
良いの?早くいかないと怒られちゃうよ?
それに私達も行かなきゃだし…」
秬「それもそうだな
悪い律嘉またな! 急ぐぞA!」
律「うん…またね!」
3年1組
秬「すみません!遅れました!」
A「遅れました…!」
縁「ほんとよ、早く席につきなさい!
皆も知ってるだろうけど玖珠野 縁です!
これから1年間楽しい思い出を沢山
作っていきましょう!
じゃあホームルーム始めるわよー」
縁「これでホームルーム終わりま〜す!
じゃあ気をつけてねー」
A「ただいま戻りました」
秬「ただいま」
新「おかえり」
A「新さん、律嘉君ってもう帰って
来てますか?」
新「律嘉?帰ってきてるけど何かあったの?」
A「ちょっと様子が気になっただけなので
教えてくれてありがとうございます!」
新「様子が気になった
秬殴也はなんか知ってる?」
秬「いや…なにも知らない」
コンコンッ
A「律嘉君今入っても良いかな?」
律「…いいよ」
A「律嘉君、ごめんなさい!」
律「え?なんでAちゃんが謝ってんの…?」
A「それは…律嘉君がうちの高校の制服
着てかっこいいか聞いてきたのに…
私律嘉君の事可愛いって思ってたから…?」
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