『__溺. (短編)』 (ページ1)

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ﾏﾙｽﾊﾞ① ページ1

丸山 side

楽屋。

猫みたい。

渋『まるー』

早速お呼びですか。

丸『ん ! なにー ?』

渋『今から寝るから、時間なったら起こして』

丸『わかった』

ソファに寝そべって、

すぐに寝息をたて始める。

… かわいいな。

… 僕、すばるくん、好きやから。

びっくりしたんやけど、
口に出して言ってた。

完全にやばい独り言 …

丸『言っても無駄かー…』

その時、寝返りを打って …

すばるくんの寝顔 … 。

かわいい。すき。キスしたい。

頭の中で勝手に三拍子されて、そして、

ﾁｭｯ

唇にキスをしてしまった。

丸『…あ…』

すると、、ぱっちり目を開けて。

渋『…なに… やめて… 』

本当は起きてたんや … 。

丸『ぁの … すばるくん… これは … ね』

もう遅いってわかってるけど、

必死になって、すばるくんの顔を見て …

渋『ごめん … 近づかんとって… 』

… やってしまった …

渋『うそ』

丸『…はぁ……… ん ? 、え ?』

渋『まるー』

丸『は…い…』

渋『呼ばれたで』

気づかんかった … 。

スタッフさんに呼ばれてた。

… すばるくん … うそって何 ?

それは、嬉しかったってこと ?

「なに…やめて」

「ごめん…近づかんとって…」

めっちゃ否定語やったけど、、、

地味に傷ついてるんですけど、 ?

でも、でも、、

丸『ありがとう、、すばる、愛してる』

渋『きっしょ…はよいけ』

拒否られても、僕は好きやからね …。