元暗殺者の小説家。

10話 ページ11

『松田陣平さん
萩原研二さん
伊達航さん
緑川唯さん…』





(無理矢理)交換した連絡先をジっとベットの上で見ていた。







聞けば4人とも過去に私に助けられたことがあるらしい



残念ながら覚えてないんだよなぁ…


困ったもんだよ




『…百鬼夜叉』


そう呼ぶと彼女は出てきた。


『最近出させてあげれなくてごめんね』


彼女を撫でた。


彼女は一瞬キョトンとしたが嬉しそうにしていた。


彼女は辛いときも悲しいときも一緒にいてくれた。


『巻き込むわけにはいかない…
しばらくヨコハマに居よう…』


明日にでも行こうか…














てことでやってきたヨコハマ。




久しぶりだ。




ﾄﾞｶｰﾝ



爆弾騒ぎか…


HAHAHA！


実家のような安心感(死んだ目)


武装探偵社の事務所に慣れた足で向かった。



ｺﾝｺﾝｺﾝ



ｶﾞﾁｬ


『どうも』


？「ご依頼ですか？」


？「ま、ま、ま、ま、待て谷崎！！！！！
その人は、」


谷崎？「え、国木田さんの知り合いですか？」


？「あ、やっぱり来た〜
久しぶり！！鬼瓦さん！」


？「本当だ…鬼瓦さん！！」


『悪い忙しくて連絡していなかった
私がここに来た理由は乱歩に聞くといい
国木田、福沢はいるか？』


国木田「は、はい」


『1つ言っておくが、
私は戦争に参加するために来たわけではないからな』




あたしは社長室に向かった。


ｶﾞﾁｬ


福沢「来たのか」


『組合(ギルド)の残党共に襲われたんだよ
米花町で』


福沢「！」

『米花町じゃあ、異能が下手に使えないからな…
しばらく匿ってくれると助かる』


福沢「そうか…怪我はないか？」


『通りかかった警察の人に助けてもらった』


福沢「……いいのか？」


『アンタ…ポートマフィアに匿ってもらったほうがいいとか思ってんじゃないでしょうね』


福沢「！」


『私は中立の立場に立っている…
けどそれとこれの話は違うぞ
森先生より福沢の方が付き合い長いし、
なにせ…
武装探偵社の方が小説のネタが書きやすそうだしな』


福沢「貴殿らしい意見だ」


『だろ？』

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