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殺せんせーを殺れなかったのがよっぽど悔しかったのだろうか、イトナ君は歯を食いしばりながらこちらを睨みつけている。
「イトナ！！」
シロの声も届いてはなさそうだ。
「どうです
皆んなで楽しそうな学級でしょう
そろそろちゃんとクラスに来ませんか？」
「⋯フン」
殺せんせーに言われ、何を思ったのかは知らないけど⋯そのままイトナ君はシロの所に走って行ってしまった。
でも何とかシロとイトナ君のことをここから追い出す事ができた。
「ふぃーっ
なんとか追っ払えたな」
「良かったねー殺せんせー
私達のお陰で命拾いして」
「ヌルフフフ
もちろん感謝してます
まだまだ奥の手はありましたがねぇ」
えっ！？あそこまで追い詰められててまだ奥の手とかあったの？
助けなければ良かったかなぁー。
「そーいや寺坂君
さっき私の事さんざん言ってたね
ヘヴィだとかふとましいとか」
あーあー、原さん怒っちゃった。
こりゃ大変だぞ。
「い いやあれは状況を客観的に分析してだな」
「言い訳無用！！
動けるデブの恐ろしさ見せてあげるわ」
「あーあ
ほんと無神経だよね寺坂は
そんなんだから人の手の平で転がされんだよ」
『そんなこと言っていいのカルマ君？』
「え？」
「そーだぞ、うるせーカルマ！！
テメーも1人高い所から見てんじゃねー！！」
「ぶ」
カルマ君は寺坂に水の中に落とされてしまった。
「はぁァ！？
何すんだよ上司に向かって」
「誰が上司だ！！
触手を生身で受けさせるイカレた上司がどこにいる！！
大体テメーはサボり魔のくせにオイシイ場面は持って行きやがって！！」
「あーそれ私も思ってた」
「この機会に泥水もたっぷり飲ませようか」
その後カルマ君は色んな人の餌食になったのであった。
「寺坂君は高い所から計画を練るのに向いていない
彼の良さは現場でこそ発揮されます
体力と実行力で自身も輝き現場の皆も輝かせる
実行部隊として成長が楽しみな
『そうだね
今日みたいに活躍してくれるようになるといいね』
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ルルナ(プロフ) - 更新が遅れていて申し訳ありません！最近忙しくてずっと書く事じたい難しい状況でした。まだしばらく忙しい日が続き、ものすごいゆっくりペースになってしまうともうのですが気長に待っていただければと思います。これからもどうぞよろしくお願いします！ (4月13日 1時) (
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作者名：ルルナ | 作成日時：2024年2月24日 1時
