52.実行の時間 ページ6
「皆さん！！」
私は手前の方にいたため、何とか遠くまで流されずにすんだ。
それにすぐ殺せんせーが助けてくれたから。
『げほっ！ごほっ！』
でも少し水を飲んでしまったようで苦しい。
でも他の皆は⋯？
私の見える範囲では3人しか見えなかった。
きっと殺せんせーが助けてくれるはず⋯でも一体誰がこんなこと。
「⋯何コレ？
爆音がしたらプールが消えてんだけど」
『げほっ！かっカルマ君！』
「Aちゃん！大丈夫？
一体何があったの？」
『⋯それが』
「⋯俺は⋯何もしてねぇ
話が違げーよ⋯イトナを呼んで突き落とすたって聞いてたのに⋯」
イトナ君！？
「⋯！！
⋯なるほどねぇ⋯自分が立てた計画じゃなくてまんまとあの2人に操られてた⋯ってわけ」
『⋯嘘でしょ』
「言っておくが俺のせいじゃねーぞカルマァ！！
こんな計画やらす方が悪りーんだ！！
皆が流されてったのも全部奴等が⋯」
そんな言い訳ばかりの寺坂をカルマ君は思っいきり殴った。
「
でなきゃお前大量殺人の実行犯にされてるよ
流されたのは皆じゃなくて自分じゃん
Aちゃん動ける？」
『うん！』
「よしじゃあ行こ」
そう言ってカルマ君は私の手をつかみ、崖を下りた。
「人のせいにするヒマあったら⋯自分の頭で何したいか考えたら？」
「⋯」
寺坂は黙ったままだった。
カルマ君と2人で殺せんせーが居るである方へ向かうと、そこには案の定イトナ君とシロがいた。
「はい計算通り、久しぶりだね殺せんせー
ちなみに君が吸ったのはただの水じゃない
触手の動きを弱める成分が入っている
あの坊やにプール上流から薬剤を混入させておいた
前にも増して積み重ねた数々の計算、他にもあるが戦えばすぐわかるよ」
「さぁ兄さん
どっちが強いか改めて決めよう」
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ルルナ(プロフ) - 更新が遅れていて申し訳ありません！最近忙しくてずっと書く事じたい難しい状況でした。まだしばらく忙しい日が続き、ものすごいゆっくりペースになってしまうともうのですが気長に待っていただければと思います。これからもどうぞよろしくお願いします！ (4月13日 1時) (
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作者名：ルルナ | 作成日時：2024年2月24日 1時
