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「暑かったでしょー
部屋涼しくしておいたから先行っててよ
2階の1番奥の部屋だから」
『あぁうん
あっあのねこれ⋯』
私はカルマ君に1つの紙袋を差し出した。
「ん？何？
そういえばずっと持ってたね
何持ってきてくれたの？」
『アイス！
家から持ってきたからそこまで溶けてはないと思うんだけど⋯早めに冷凍庫入れた方がいいかも』
「へぇーありがとー
でもまたなんでアイス？」
『いやぁ⋯昨日急に行くことになったでしょ？
だから手土産何も用意できなくて⋯あっ！でもおばあちゃんの大好きな牧場から取り寄せたアイスだから味は保証するよ！』
「別に手土産とかいいのに⋯ってえ？
牧場から取り寄せたアイス？
どういうこと？」
『えっ？そのまんまだけど？』
「Aちゃんってお嬢様育ちでしょ」
『えっ！？
そんな事ないよ！！』
「あーいいよいいよ
お嬢様はさっさと部屋に行ってくださーい
冷たいお茶とお菓子持っていってあげるから」
『うぅー』
私はカルマ君の言われるままカルマ君の部屋へと足を進めた。
階段を登りきると「KARUMA」というネームプレートがぶら下がった部屋が見えた。
きっとここがカルマ君の部屋だろう。
部屋のドアを開けると綺麗なカルマ君らしいシンプルな部屋が広がっていた。
『⋯さすがカルマ君
部屋綺麗だ
てか部屋もそうだけどネームプレートとかカルマ君もちゃんと中学生なんだね』
私はキョロキョロとしながらカルマ君の部屋を1周した。
男の子の部屋に入るどころか誰かの家にお邪魔するのも初めてな私にとって、全てが新鮮だった。
友達が普段どんな部屋でどんな事をしているのか興味しかない！
それと同時にどうしていいか分からなかった。
どこに座ったらいいのかどんな顔をしていいのか⋯。
これがカエデちゃんとか女の子だったら大丈夫だったのかな？
相手が男の子だから？カルマ君だから？
思考がぐちゃぐちゃになってしまって私は挙動不審に首をクルクルしながら突っ立ってしまった。
「何やってんの？」
『カルマ君！
良かったーいつ来てくれるかずっと待ってたんだよ！』
「適当にそこら辺に座ってれば良かったじゃん」
『それが分からなかったんだよ！』
「ふーん
まぁお茶持ってきたからそこにでも座って飲みなよ」
カルマ君はそこと言って指さした場所はベッドだった。
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ルルナ(プロフ) - 更新が遅れていて申し訳ありません！最近忙しくてずっと書く事じたい難しい状況でした。まだしばらく忙しい日が続き、ものすごいゆっくりペースになってしまうともうのですが気長に待っていただければと思います。これからもどうぞよろしくお願いします！ (4月13日 1時) (
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作者名：ルルナ | 作成日時：2024年2月24日 1時
