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さっきからカルマ君の姿が見当たらない。
どこ行ったんだろう。
そういえば⋯あの頭の良いカルマ君の名前が1回もでてなかったな。
もしかして⋯。
私は急いで外へと向かった。
外へ行くとカルマ君と殺せんせーの姿があった。
「さすがにA組は強い
E組の総合はAさんの2位が最高でした
残念ながら浅野君には敗れてしまいましたが大健闘です
その他は7位までA組
当然の結果です
A組の皆も負けらず劣らず勉強をした
テストの難易度も上がっていた
怠け者がついていけるわけがない」
「⋯何が言いたいの？」
「恥ずかしいですねぇ〜
「余裕で勝つ俺カッコいい」とか思ってたでしょ」
その殺せんせーの一言で一気に顔が赤くなったカルマ君。
えっ⋯嘘でしょ。
まさか本当にそんな事思ってテスト受けてたの？
確かに余裕で勝ってたらカッコいいのはカッコいいけど⋯努力してた方がカッコ良くない？
「先生の触手を破壊する権利を得たのは⋯中村さん 磯貝君 奥田さんの3名
暗殺においても賭けにおいても君は今回何の戦力にもなれなかった
わかりましたか？
殺るべき時に殺れない者は
刃を研ぐのは怠った君は暗殺者じゃない
錆びた刃を自慢気に掲げたただのガキです」
殺せんせーはカルマ君の頭をくりくりと撫でて言った。
「⋯チッ」
そのまま校舎に向かって歩いて行くカルマ君を私は追いかけた。
『カルマ君！』
「⋯Aちゃん
総合2位おめでとー
⋯で何？
Aちゃんもアイツみたいに俺に説教しに来たの？」
『そ⋯そんなんじゃない！
1回くらいの失敗でそんなんじゃダメ！ってことを言いに来たの！』
「え？」
『だって私達まだ14とか15歳なんだよ？
誰だって失敗して当たり前！
むしろこんな若い時に失敗してラッキーくらいに思っておかないと！
いくらでも修正きくし⋯それに殺せんせーみたいに正しい道に歩ませてくれる大人もいる
だから大丈夫だよ！
ね？』
「⋯そうかもね
⋯ありがと」
『⋯！うん！
早く教室戻ろ！渚君が何か心配そうな顔してカルマ君の席見てたし』
「えー何それー」
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ルルナ(プロフ) - 更新が遅れていて申し訳ありません！最近忙しくてずっと書く事じたい難しい状況でした。まだしばらく忙しい日が続き、ものすごいゆっくりペースになってしまうともうのですが気長に待っていただければと思います。これからもどうぞよろしくお願いします！ (4月13日 1時) (
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作者名：ルルナ | 作成日時：2024年2月24日 1時
