66.挫折の時間 ページ20
うちの学校では⋯学年内順位も答案と一緒に届けられる。
テストの行方は一目瞭然だ。
「では発表します
まずは英語から⋯E組の1位⋯そして学年1位！！
中村莉桜！！」
中村莉桜 英語100点 学年1位
「完璧です
君のやる気はムラっ気があるので心配でしたが」
「うふふーん
なんせ賞金百億かかってっから触手1本忘れないでよ殺せんせー？」
「渚君も健闘ですが肝心な所でスペルミスを犯す癖が直ってませんね」
潮田渚 英語91点 学年6位
「Aさんも惜しいです
中村さんまであと一歩でした」
『うーん
悔しいなぁ』
貝塚A 英語96点 学年2位
「さてしかし1教科トップを取ったところで潰せる触手はたった1本
それにA組との5教科対決もありますから喜ぶ事ができるかは全教科返した後ですよ」
「続いて国語⋯E組1位は神崎有希子と貝塚A！！
⋯がしかし学年1位はA組浅野学秀！！」
浅野学秀 国語100点 学年1位
「ですが2人とも大躍進です
充分ですよ」
神崎有希子 貝塚A 国語96点 学年2位
「⋯やっぱ点取るなァ浅野は」
「強すぎ
英語だって中村と1点差の2位だぜ
さすが全国1位
中間よりはるかに難易度高かったのに⋯全教科変わらずスキが無い」
やっぱり強敵は浅野君か⋯まぁだよね。
「五英傑なんて並べて呼んでるけどよ
結局浅野1人あいつを倒せなきゃ学年トップは取れねーんだ」
「⋯！！」
その通り⋯。
「⋯では続けて返します
社会！！E組1位は磯貝悠馬97点！！
そして学年では⋯おめでとう！！
浅野君を抑えて学年1位！！」
「よっし！！！！」
「「わぁっ！！」」
「これで2勝1敗！！」
「次は理解⋯奥田か！！」
「理科のE組1位は奥田愛美！！
そして⋯理科の学年1位は！！
素晴らしい！！学年1位も奥田愛美！！」
奥田愛美 理科98点 学年1位
「「おおっ！！」」
「3勝1敗！！
数学の結果を待たずとしてE組がA組に勝ち越し決定！！」
「やったァ！！
仕事したな奥田！！
触手1本おまえのモンだ！！」
「⋯てことは賭けの賞品のあれもイタダキだな」
「楽しみ〜」
「ちなみにE組の総合1位はAさんでした」
『でも浅野君には負けちゃったでしょ？』
「えぇその通りです
学年では2位でした
浅野君とは9点差でした
でも大健闘です
素晴らしい！！」
『ありがとう殺せんせー
でも次は負けないように頑張るね』
貝塚A 総合482点 学年2位
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ルルナ(プロフ) - 更新が遅れていて申し訳ありません！最近忙しくてずっと書く事じたい難しい状況でした。まだしばらく忙しい日が続き、ものすごいゆっくりペースになってしまうともうのですが気長に待っていただければと思います。これからもどうぞよろしくお願いします！ (4月13日 1時) (
レス) id: bd85790c20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルルナ | 作成日時：2024年2月24日 1時
