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私はあの後、何かが引っかかって教室に残っていた。
何か大事な事を見過ごしている気がしていたのだ。
「あれ？Aちゃんまだ残ってたのー？」
『カルマ君！
カルマ君は制服乾かしてたの？
ふふっ』
「そうだけど⋯何笑ってんの？
マジで寺坂のせいで大変だったんだから」
『ジャージで帰れば良かったのに』
「えー制服が良かったからさー
で なんでAちゃんはこんな時間まで残ってたの？」
『んー⋯
なんか今日の事で少しだけ引っかかって』
「何が？」
『⋯何がっていうよりか⋯大事な事を見過ごしているような気がして』
「ふーん
俺は特になかったけどなー」
『⋯そうだよね！
今の忘れて！多分私の勘違い！
帰ろうカルマ君！』
「あーうん」
私はカルマ君とそのまま帰る事にした。
きっと勘違い⋯そう勘違い。
そう自分に言い聞かせて帰った。
『ごめんねカルマ君
家まで送ってもらっちゃって⋯』
「んーん全然大丈夫
てか俺等家意外と近かったんだね
今まで気づかなかった」
『あー多分私が引っ越したからだよ
この家はお父さんの家なの
今まではお母さんの方にずっといたから』
「あーそういうことか」
『送ってくれてありがとうカルマ君！
また学校でね！』
「うんまたねーAちゃん」
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ルルナ(プロフ) - 更新が遅れていて申し訳ありません！最近忙しくてずっと書く事じたい難しい状況でした。まだしばらく忙しい日が続き、ものすごいゆっくりペースになってしまうともうのですが気長に待っていただければと思います。これからもどうぞよろしくお願いします！ (4月13日 1時) (
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作者名：ルルナ | 作成日時：2024年2月24日 1時
