渚の時間 ページ22
渚side
す、凄い…。
僕等の一斉射撃では、一本も破壊出来なかったのに…。
けど…
僕は思った。
暗殺者が乱入して来ているのに、三人はすごく落ち着いている…。
この三人と暗殺者は仲間同士なのかな…？
斗「ナイフだけなら楽勝だぜ！」
貴/駿/成(それ言っちゃダメでしょ/だろ)
三人の破壊した三本にさらにナイフで二本…。
殺「確かに優れた暗殺方法です。ですが、キミの暗殺には欠点がある。
ナイフと射撃の両方を使うと、ナイフで当てて殺す確率が極めて低くなる。それから…
紅月さんの射撃はとても良い。絶対に殺そうという意志が現れています。しかし、
駿君や成夜君には、本当に殺してよいのだろうかという雑念がかすかにある。
そんな気持ちで暗殺に挑んでは、先生は殺れませんよ？」
そう言っている間に、殺せんせーは、四人の武器を全て取り上げてしまった。
斗「チッ」
駿「まさか、バレてるとは…。」
成「正直、この生物を甘く見すぎていたようだ。」
二人は静かにため息をついた。
ｶﾞﾀﾝｯ
僕等は一斉に音のした方へ顔を向ける。
貴「う、嘘…。 失敗…？そんな…どうして…。(ﾀﾞｯ」
斗「失敗…？そんなこと…(ﾀﾞｯ」
駿「おい！待てよ！(ﾀﾞｯ」
成「………。」
成夜君は、あとを追わなかった。
殺「今は、そっとして起きましょう。」
磯「なあ、成夜。何であとを追わな…っ！！」
成「ﾋｯｸ…ﾋｯｸ…許して下さい…。ﾋｯｸ…お父様…お母様…ﾋｯｸ…」
少し、聞いてみたくなった…。
どうしてそこまで、成功にこだわるのか…。
必死に成功を求める彼等が、僕達の姿と重なって見えたのは、僕だけなのかな…。
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理音(プロフ) - この作品、久しぶりに見ました。おもしろかったです♪♪♪ (2017年9月6日 0時) (
レス) id: 9878bcb720 (このIDを非表示/違反報告)
白銀幸成(プロフ) - ありがとうございます。そろそろ続編に行きたいと思います。そちらでもよろしくお願いいたします。 (2016年4月29日 15時) (レス) id: 8c056176d1 (このIDを非表示/違反報告)
河原アリス(プロフ) - 私は、毎回このお話がどうなるんだろうと考えるととても面白くて大好きです！頑張ってください！ (2016年4月25日 18時) (レス) id: c996237836 (このIDを非表示/違反報告)
白銀幸成(プロフ) - ありがとうございます。はい。頑張ります。 (2016年4月20日 20時) (レス) id: 8c056176d1 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛 - 面白いデス。更新ガンバ〜 (2016年4月16日 10時) (レス) id: d5effc5f2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白銀幸成 | 作成日時：2016年2月25日 19時
