デスゲームの生還者は暗殺者になる【暗殺教室】&【SAO】3 (ページ8)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:16,063 hit

第108話…巡り会うページ8

現実世界視点

ｱﾚﾝ「『でも同時に…1度でいいからお花畑なお前の頭をかち割りたいって夢が叶うと言う好奇心も捨てがたい』」
ｽｶｲ「『やっぱり俺に恨みでもあるの？あるなら謝るからその黒い笑みやめて』」

すごくいい笑顔で親友傷つけます宣言してる蓮を見てクラスメイトは引いていた

ｱﾚﾝ「『俺は、ミカヅキを守ると同時にお前も守りたい｡お前が誰かを傷つけるとこなんて見たくないお前の剣で傷つくのは俺だけで十分だ』」
ｽｶｲ「『俺は死んでる…ましてはAIだ本当の俺じゃない』」
ｱﾚﾝ「『死んでるとかAIとか関係ない！俺が嫌なんだ！！』」

画面越しにでもわかる真剣な眼差しだった

ｱﾚﾝ「『それにスカイだってあの世界で生きたんだわかってるだろ？AIと人間は変わらないって！』」
ｽｶｲ「『……………人間は人間AIはAIだ俺は空海でもスカイでもないただのデータだ』」
ｱﾚﾝ「『お前っ！』」

蓮の親友は真顔で…でもどこか寂しそうに言う

ｽｶｲ「『お前はただのデータを斬ればいい何も考えずモンスターを倒すようにすればいい｡守るのは生きてる奴だけにしろ』」
ｱﾚﾝ「『………』」
ｽｶｲ「『今こんなことしてていいのか！？まだ何千と敵がいるんだぞ！！俺を倒してお前の大事な人のところに行け！！』」

蓮は覚悟を決めたのか剣を構える

ｱﾚﾝ「『……っ！！』」

そして……親友を斬った

ｽｶｲ「『それでいい…』」
ｱﾚﾝ「『お前やっぱり馬鹿だよ…自分を犠牲にしてまで俺を守って今度は顔も知らないないミカヅキを守った…馬鹿でお人好しでお調子者…でも俺の大切な親友……AIでもお前はお前だよ…』」

蓮は涙を流しながら地面に倒れてる親友の方に歩いた

ｽｶｲ「『なに泣いてんだよ…お前はどんなに悲しくても泣かないんじゃないのか？』」
ｱﾚﾝ「『馬鹿だな…この世界では感情は隠せない泣きたい時には泣いてしまう誰も止められない｡ほらお前も泣いてるぜ』」

そう言って蓮は親友の涙をそっと拭いた

ｽｶｲ「『最後ぐらい…ビシッと決めたかったんだけどな…』」
ｱﾚﾝ「『最後じゃねぇよ…きっとまた会える｡何度でも巡り会うその時はちゃんとミカヅキを紹介してやるよ』」

涙を流しながらも笑う蓮はいつも大人びた様子とは違う少年のようだった

ｽｶｲ「『それは楽しみだ…俺が生きてるころには1度もできなかったお前の彼女を見るのは』」
ｱﾚﾝ「『まだ彼女じゃねぇ！！』」
ｽｶｲ「『まだ？』」

．