デスゲームの生還者は暗殺者になる【暗殺教室】&【SAO】3 (ページ5)

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第105話…いい性格ページ5

現実世界視点

現実世界の旧校舎ではE組の生徒と先生が本体の律を囲いながら仮想世界にいるAたちを見守っていた

渚「まさかAさんを攫った犯人がAさんの弟だったなんて…」
業「弟っつても義理みたいだけどね」
茅「それに攫ったわけでもないし…ってなんか新手きた！」

画面上が光り生徒たちは目を細めた｡光が収まるとそこには驚きを隠せていない蓮や蓮の友達がいた

ｱﾚﾝ「『えっ？………空海？……嫌、スカイ…なのか？』」
ｷﾘﾄ「『サチ…ディアベルまで…』」
ｱｽﾅ「『どう言うこと？他にもゲームオーバーで死んでしまったプレイヤーが…』」

アスナの言葉を聞くなりクラス中が驚きの声を隠せなかった

杉「はぁ！？どう言うことだよ！！」

杉野の言葉にAがなくした時に使っている第2のスマホの中にいるユイが答えた

ﾕｲ「分析した結果あそこに立っているのは死んでしまったプレイヤーではなくそのデータを元に作られたAIということが判明しました」

その言葉にもうクラス中が騒ぎ出す

不「ユイちゃん…だっけ？それってどう言うことなの？もっと具体的に教えて」

不破の言葉にユイは頷き応える

ﾕｲ「いくら見た目が現実世界そのものだからといってミカヅキさんたち…いえ、Aさんたちがいる場所はゲームの世界です｡所詮あの体はデータに過ぎません｡過去にあのデスゲームで亡くなったプレイヤーのデータをどこかに保存もしくは復元をすればあのようにAIとして再現することができます」

その言葉に納得した生徒たちだがユイは続ける

ﾕｲ「ただ生きているプレイヤーのデータはほとんど国に保管もしくはAさんたちみたいに今使っているアバターと融合している人がほとんどですのでAさんたちのAIは現れない確率が高いですのでご安心を！」

安心できる要素なのかはさておき｡生徒たちはもう1度画面に注目した

ｱﾚﾝ「『ヨヅキ！これはどう言うことだ！！』」
ﾖﾂﾞｷ「『どうもこうも…君の目の前にいるのは親友だろ？そんなこともわからないの？』」
ｱﾚﾝ「『スカイは…俺の親友は俺を守って死んだんだ！！この目で…ちゃんとみたんだ！！死者を冒涜するのはやめろ！！』」

アレンの言葉にクラスは静かになる

渚「明日川くんの親友って……亡くなってたの？」
業「死んだ親友はAIになって自分の目の前にって……いい性格してるねあの弟くん」

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