デスゲームの生還者は暗殺者になる【暗殺教室】&【SAO】3 (ページ26)

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第126話…思い出ページ26

A視点

それから私とアレンはできる限りE組のみんなにあの2年間で何があってどんな思いだったのか…話せる限りのことを話した

A「色々あったよ…始まりの街で茅場明彦……あのデスゲームを作った人に『これはゲームであって遊びではない』なんて言われた時頭の中が真っ白になったよ」
蓮「俺も」

渚くんは不思議そうに私に聞いてくる

渚「その後どうしたの？」
A「あの時は誰とも連んでなかったから1人でフィールドに出てストレス発散してたよ」
渚「えっ…」

なぜか軽く引かれた

蓮「俺は…正直始まりの街から出たくなくて路地に蹲ってたんだ｡でもスカイ…俺の親友が『みんな現実世界に帰りたがってる｡だから俺たちで少しでも帰れるように戦おう』って言われて半強制的に…」

それは初耳だったな…

蓮「最初はアイツの顔面殴ってやろうかとも思ったけど最終的には感謝してるよ…こうしてミカヅキと出会えたんだから」

それを聞いた私は笑顔でアレンの頭を撫でまくった

蓮「なんだよ！」
A「私も！アレンと出会えてよかった！」

あのゲームがあったから今の私たちがいる…こうして大切な人と出会えることができた｡それに関しては感謝してもしきれない

業「1番印象に残る出来事は？」
蓮「俺は……そうだな…ミカヅキとの出会いも印象的だったけど…やっぱキリトだな」

キリト？なんで？？

蓮「キリト……真っ黒い服を着てた奴な｡友達になる前は攻略組の会議で顔を合わせるぐらいだったから初めて話したの日のことはよく覚えてる」

どんな話をしたんだろ…

蓮「いつだったかな…アイツがのんびりパンを買ってはポップが出にくい木のそばで寝そべり食っては寝てるとこ見てミカヅキ以外にこんなことする奴いるんだって思った」
A「え？ないそれ私知らないよ！！」

聞いてない！！

茅「それ…もう普通の日常…」
蓮「まぁ、あの世界で過ごすにつれて元々あの世界で生まれ育ったんじゃないかって錯覚するほど普通の生活送ってたし…」

それについては同感

磯「Aの1番印象に残る出来事はなんなんだ？」
A「第11層で出会ったゲテモノ系モンスターのことは忘れない…」

事情を知っている蓮以外が首を傾げる

蓮「あーあの砂の地面から顔をひょっこり出してた蛇っぽいモンスター？確か名前は…」
A「名前なんて恐ろしいもんを口にするんじゃない！！それから容姿も思い出させないで！！」

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