story112 ページ12
．
背中を向けてるAの髪を少しだけすくった。
柔らかい髪質。
黒いところが完全に抜けて…
とっても綺麗に色が入ってる。
．
生意気で偉そうで。
意地っ張りな弱虫。
涼介「ｷｽなんて昔いっぱいしたじゃん」
A「…ｽ-......ｽ-.....」
.
涼介「…ｾ ｯ ｸ ｽ だってしたし…///」
A「……。」
.
涼介「…お前覚えてる？」
A「……。」
.
…忘れてはないと思うけど。
あの時はほんの一瞬だったよな。
…お前の人生で2回目のｴ ｯ ﾁ。
相手はｵﾚ。
あの時はすっげー痛がって。
可哀想だから早めに…と思ってさ。
ｵﾚもすぐにｲ ｯ ちゃったけど
…あれから上手くなったのかな。
.
涼介「…先輩とは何回くらいしたの？」
A「……」
.
涼介「…気持ちよくなった？」
A「……」
．
涼介「…今ならお互い…楽しめるかな。」
A「……。」
.
涼介「なーんてね…」
…何変なこと言ってんだかw
そんなこと聞いて、Aが答えるわけないのに。
.
だめだねー夜は。
人恋しくなるし…
…。
ｵﾚは少しだけAに近づいて。
「…抱きしめさせて。」って声をかけ…
．
背中からゆっくり抱き締めた。
.
好きな人の匂い。
甘くて…優しい香りがした。
.
涼介「…A…。」
．
「お前が…好き。」
……。
少しだけ強く抱き締めて
ﾋﾟｱｽを空けた耳にｷｽをした。
．
ﾋﾟｸﾝ...と反応したA。
ﾎﾞﾔ-....っとした顔でﾁﾗﾘとｵﾚを見て。
.
「んー…」って向きを変えた。
…///
ｵﾚの腕の中でｺﾞｿｺﾞｿと向きを変え
向かい合わせに抱き締める形になっちゃって…
それはそれで嬉しいんだけども
どうしていいのかわかりませんよ。
…無防備すぎる寝顔。
こんな間近で見られる日が来るなんてね
…ｽｯと背中に伸びてきた手が
ｵﾚのTｼｬﾂを掴む。
A「……ぁ…。」
涼介「…。」
寝言…。
小さな小さな声。
胸が苦しくなる
こんな風に抱きしめていても
Aの寝言は
.
「たかひさ…」だった。
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peko(プロフ) - いつもキュンキュンしてます。更新待ち遠しいです。 (2018年9月18日 22時) (
レス) id: 68eeb3679d (このIDを非表示/違反報告)
まり - すっごく面白いです。更新待ってます。ずっと待ってます。 (2018年9月14日 14時) (レス) id: bda98b873a (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - 弥生さん» ｺﾒﾝﾄお返し忘れてたぁぁ。こっちを更新するとネタバレしちゃうから停止にしちゃってるけど…完結したいなぁって思ってます笑笑 (2018年1月5日 16時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - 小悪魔もだけど、こちらも。どのキャラクターもホント愛おしい(*´∇｀*) (2017年9月13日 18時) (レス) id: 16d07cff27 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - aya04230829さん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます♪やっちゃいましたw大丈夫だろうと思っていましたが収まらなかったよー。とことん文章をまとめるのが下手くそな私ですがついてきてねー。頼りにしてます。 (2017年9月12日 17時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Milk-T
| 作成日時：2017年9月3日 22時
