愛してる。誰よりも君を【RYOSUKE.Y】

story9 ページ9

「ﾘｮ-ｽｹ....ｷﾓﾁﾜﾙｲ.....」








‼⁇









．



その声に驚いて振り返ると
部屋のﾄﾞｱにｱｲﾗがもたれてｼﾞｭ-ｽ飲みながらｵﾚを見ていた







.






ｱｲﾗ「…ﾘｮ-ｽｹ...それ黒魔術⁇」

涼介「んなわけねーだろ。ﾊﾞｶか」






.





ｱｲﾗ「…ｻﾏ-ｺﾝﾃｽﾄの話…ｼｮ-ﾝが話し合いたいって」

涼介「…後で行くわ」









…そういうとｱｲﾗはｵﾚのそばに寄って来て
手に持っている写真を取り上げた。









.






「ｶﾞ-ﾙﾌﾚﾝﾄﾞ?」って。
ｼﾞﾛｼﾞﾛと写真を見ながら聞いてくるｱｲﾗ。









．





ｱｲﾗ「…ｱｲﾗの方が美人。」

涼介「お前…よく言うなw」









ｱｲﾗ「…ﾘｮ-ｽｹの髪。ｼｮ-ﾝみたい」

涼介「あはは…ｶｯｺつけたくて染めてたんだよ。」









ｱｲﾗ「このｶﾞ-ﾙﾌﾚﾝﾄﾞのために？」

涼介「違げーしw沢山の女の子にﾓﾃたくてね。
ほら、写真返せ。」

ｱｲﾗ「…ふーん。」









．



つまらなさそうに呟くｱｲﾗから写真を取り上げ…財布にしまう。









．



ｱｲﾗ「…ﾘｮ-ｽｹ。ｶﾞ-ﾙﾌﾚﾝﾄﾞ大切…？」

涼介「…ｶﾞ-ﾌﾙﾚﾝﾄﾞ？」

ｱｲﾗ「…この女。違うの？」









．




なんて言えばいいかな。
ｶﾞ-ﾙﾌﾚﾝﾄﾞって言う感じじゃなくて…

でもｱﾓ-ﾚと呼ぶ仲でもないし…

ｲﾀﾘｱ語だと…




．








んー…





.







涼介「Tesoro…かなw」









…そう言うと「ふーん…」って返事。

どう思われたかわからないけど
ｵﾚにとってのAはまさにそんな感じだった。









そんな人が今…日本で1人悩んでる。









助けてやりたい。
そばに行って話を聞いてやりたい









…泣いてるAを
思い切り抱きしめてやりたい。









．





1日…2日…と過ぎていく中で
そんな気持ちが大きくなり過ぎて。









ついにｵﾚは日本へ戻ることを決意したんだ。








けれど実際はそう簡単には許してもらえず





ｻﾏ-ｺﾝﾃｽﾄに向かって動き出す仲間を説得しなくちゃいけない









ｼｮ-ﾝもﾁｪﾝも。「1週間程度ならいいんじゃない？」と快く承諾してくれた。









反対したのはｱｲﾗ…









「みんな真剣に取り組んでいるのになぜ⁈」ってすごい剣幕でｵﾚを叱り飛ばしたんだ。

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