愛してる。誰よりも君を【RYOSUKE.Y】

story47 ページ47

涼介「先輩何食べますー？」

増田「…。」









．
不機嫌な先輩に苛立ちつつ…ｵﾚは話を振った。








増田「ｵﾚは別にｱｲｽｺ-ﾋ-でいい。
それよりも何しに来た？」


涼介「んー…。でもちゃんと食べないとまた倒れますよ？」





．








増田「…お前の挑発にのる気は無い。要件を言え」



涼介「あはは。先輩らしいなー…。
Aのことになるとすぐムキになるw」









ﾒﾝﾄﾞｸｾ……。








ｵﾚは店員さんを呼び。
「ふわﾄﾛｵﾑﾗｲｽ...２つ。あとｱｲｽｺ-ﾋ-も２つね？」と勝手に注文し…残りのﾊﾟﾝｹ-ｷを口に放り込んだ。









．







涼介「ここのﾊﾟﾝｹ-ｷマジ美味w。
A…ｺｺ知ってます？」


増田「連れて来たことない」








涼介「でしょうね。増田先輩には似合わないもん」









明らかに…。
ｲﾗｲﾗが隠せない先輩。
ｵﾚもなんとか先輩からAとのことを聞き出したかった。









涼介「…A。すっげー可愛くなりましたね」

増田「…そんなの最初からだ」









．




涼介「いやいや。今はもっと可愛いっすよ？」

増田「…何が言いたい？」









．



涼介「…先輩。A と別れたんですよね？」

増田「……。」









．


涼介「…どっちから言い出したんですか？」

増田「……。」









．





涼介「…ひどいな、先輩。自分は聞くだけ聞いて…自分のことは黙ってるなんてw」

増田「ｵﾚからだよ。」









．


涼介「先輩から…」

増田「…どうしても別れなくちゃいけない事情があったから別れた。それだけだ」









．


涼介「…それでAは納得したんですか？」

増田「…Aだって分かってるはず。仕方なかったんだよ、ｵﾚたち。」









．



目の前にｵﾑﾗｲｽが２つ並べられた頃…先輩のｹ-ﾀｲに連絡が入り…「もしもし手越？」って話してた。

手越って…Aと一緒にｻﾛﾝにいた男だ、と思う。思わず先輩に聞いた。






．




涼介「手越って…金髪の人？」

増田「知ってんのか？」

涼介「へー…そっかそっか。」









そんな態度のｵﾚにｷﾚたのか「いい加減にしろよ…」と。





ｵﾚを睨みながら
先輩は静かに怒る。






でもそんなのにビビってたら
ｹ-ﾀｲは取り戻せない。



だから





涼介「…そうだ。
A…髪色変えたの、知ってます？」








そう言って先輩に
今のAのことを話したんだ

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