story36 ページ36
「行こっか。」
そう言うオレに。
「お願いします…。」
そう言ってから車に乗り込んだA。
オレは思わずAをじっと見つめた。
涼介「…似合ってんじゃん。」
A「ん?」
涼介「…服。」
A「…///」
オレが選んで松本さんにプレゼントしてもらった服。
すごい似合ってて可愛い。
…黒い髪から一変。
春らしく明るい色にして…
毛先をふわっと甘く巻いて。
昔のイメ-ジのAじゃなくなった。
一気に…女子大生感が増したA。
オレの知らない間に…すごく可愛くなってて
正直ドキドキしてる。
.
A「…なに?」
涼介「…可愛くなったなって。」
.
A「…またそーゆーこと言う…」
涼介「なんだよ、言っちゃいけねーのかよ」
A「…イタリア人になっちゃったんじゃない⁇」
涼介「素直にありがとって言えやw」
…生意気な性格はそのまま。
.
ここんとこ毎日Aに会ってる。
でもAが先輩と別れたのかって言う理由は未だに教えてもらってない。
.
それに…
一緒にいるときに先輩の名前を出しても
Aは絶対に話を逸らしてしまう。
話したくないみたいだから…オレはその時を待つことにした。
.
混雑する映画館。
「恋愛映画は見たくない」って言われて
黄色いちっちゃいのがたくさん出る映画を観た。
.
A「ミニオン...観たいw」
涼介「…面白いの、コレ」
A「…涼介よりは面白い。」
涼介「…マジ ムカツク....w」
.
映画を見て。その後は割と有名なイタリアンのお店。
毎日…夜ご飯をAと一緒に食べてる。
時には知念がいたり…裕翔がいたり。
ただボケッと食べてるわけじゃない。
ちゃんとその店の味付けとか…盛り付け方とか。
Aとみんなと色々と議論しながらの夕食。
オレはゴ-ルデンウィ-クの間しか日本にいられないから…
その間に日本でのイタリア料理の味もちゃんと覚えておきたかった。
Aは文句ひとつ言わずに付き合ってくれる。
オレにはそれが嬉しくて…
何よりAと毎日会えることが嬉かった。
日曜も同じ。
Aを迎えに行って…デ-ト。
Aのお母さんもまた。
笑顔で送り出してくれた。
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Milk−T(プロフ) - オムライス不足さん» コメントありがとうございます。小悪魔の方も是非よろしくお願いします。 (2017年8月18日 17時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
オムライス不足 - 小悪魔ハニーと一緒に読んでます!もうスッゴいはまりました!!更新頑張って下さい!! (2017年8月17日 19時) (レス) id: 48e9a63abb (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - ちさとさん» コメントありがとうデス。そう言ってもらえて本当に嬉しいです♪甘くて切ない恋を上手く書いて行きたいと思ってますのでこれからもよろしくお願いしますね。 (2017年8月10日 12時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - aya04230829さん» コメントありがと♪アヤちゃんが楽しんでくれて嬉しい。なかなか進められないのよね、なにせ増田さん一筋のお姉さんなのですからwでも友達以上恋人未満の切ない2人。上手く表現したいと思ってます。 (2017年8月10日 11時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 毎日楽しみに読んでます!( ^ω^ )毎日の楽しみです(笑)更新大変かと思いますが頑張ってください! (2017年8月9日 15時) (レス) id: f24cb1887d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milk-T | 作成日時:2017年8月2日 15時