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結局マネオッパに病院に連れていかれて応急処置してもらった箇所を施術し直してもらった
「幸い、と言っていいかは分かりませんが、お腹と頬の打撲は1ヶ月もしないうちに跡も消えると思います。ただ、精神的なショックが余りにも大きく、特定の男性に対して異常なほどの拒否反応を起こしています。今他のメンバーの方と一緒に暮らされてるんですよね？」
MN「はい、一応半分に分けてはいますが」
「入院するかどうかは本人の意思に任せるとして、Aさんへの負担を考えるなら暫くは別の場所で生活して精神を安定させることを優先した方がいいかと思われますね。昔、同じような被害に遭われた方があまりの出来事に近くに男性がいるだけで吐き気を催したり、発疹が出るなどの症状にまで発展したりもあったので」
私の横で医者と向かい合って話しているらしい
でも何も入ってこない、まるで耳に蓋かなんかされてるみたいに
MN「A、どうする？しばらく病院に」
A『入院とかは別に大丈夫、ただ、今はあそこに帰りたくない』
自分の気持ちに素直になることがこんなに辛いなんて知らなかった
その後、宿舎には帰らずに1度事務所に寄り話し合った結果、結局一度日本に帰ることになった
メンバー達に挨拶も出来ないまま、次の日飛行機に乗るために空港に向かう
WZ「無理せずに安静にしてろ。いつでも電話してきていいから。仕事の時は難しいかもだけど出来るだけ出るようにする」
あの時助けてくれたマネオッパとジフニオッパ以外の人みんながあの時のあいつらに見えるようになって、、
こわい
A『ごめんね、ジフニオッパ。出来るだけ早く治すようにするね』
WZ「別にいいよAのペースでいけば。無理に治そうとしてもしんどいだけだからな。」
あの日以降黒いバンに乗れなくなった。もしまたあの時みたいにあいつらが中にいたら、ってそんな事あるわけないのにね
WZ「結構人いるけど大丈夫かこれ、、、誰にも伝えてないはずなのに」
MN「俺も車止めたらすぐに向かうから先に行っててくれ。警備の人も一応女の人にしてるから」
どこから聞き付けたのかファンの子達や記者が空港に押し寄せていて思わず震える
WZ「手握っとくか？」
A『、、うん、』
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作者名：hoshidino | 作成日時：2020年7月29日 0時
