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結婚式は二次会に移るため、協会からこじゃれたお店に移動した。
バイキング形式で沢山のご飯が並んでいて、お酒も少し飲んだ。
さっきリカとちょっとだけお喋りする時間があったけど、呼ばれてすぐに違うところに行っちゃった。
わたしは久しぶりに会った高校の同級生達とリカ綺麗だったね〜とか近況報告とかをお喋り。
そんなとき、会場の入り口の方がざわめいた。
ざわめきは入り口の方から店の奥の方まで段々伝染いく。
「なになに?なんかあったの?」
同級生1「誰か来たみたい」
同級生2「だれ?」
同級生1「分かんない〜」
『ねえ!あれって本物?』
『そっくりさんとか!?』
『いやでも本物っぽい』
『すげ〜』
「芸能人でもいるの?」
同級生1「ここから見えそう」
同級生2「え!?あれってまさか」
同級生1「やだ、本物…?」
「ちょっと〜、誰がいるの?」
同級生1「今市隆二!」
「……え?」
同級生2「知らない?三代目の隆二くんだよ!」
「う、うそ…」
同級生1「A、ここからなら見えるよ」
同級生に腕を引っ張られて移動した場所から入り口の方を見ると、
「隆二…」
間違いなく、愛しい隆二の姿だった。
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作者名:こぁお x他1人 | 作者ホームページ:http://koao
作成日時:2017年11月17日 23時