検索窓
今日:19 hit、昨日:16 hit、合計:48,522 hit

第十七話 ページ17

アイリッシュが「あ゙?」と余りにもドスの利いた声を出すからビビりまくってたらまぁとりあえず、と自己紹介タイムとなった。

キュラソーの話に涙脆い私はぐずぐず泣いてしまった。イルカはちゃんとキュラソーが持ってるよと伝えてあげたい…

しかし今回の自己紹介で分かったことが二つある。厳密にはぽろりと零されショックを受けたのだが。

「コナン君が同級生の工藤新一で哀ちゃんが危ない組織の研究者で明美さんの妹で実は年上…?ねぇそれ私の死亡フラグ回避につながる…?」

「関係無いわ」

「ですよねーやだよー私コナン君に疑われるのやだよ怖いよー哀ちゃんとは仲良くなりたいんだよ嫌われたくないよぉー」

ベッドに倒れ込み足をバタバタさせる。いやでもよく考えて柚。17、18くらいの彼等が子どもたちと一緒に遊んでキュラソーたちに撫でられている。あの努力は慎ましくて可愛いじゃないか(錯乱)

「ああそうだ。話せる好で教えてやる。コイツらには近付くな。会ったら逃げろ」

アイリッシュが写真を数枚取り出して私に見せる。初めて死亡フラグ回避に繋がりそうな情報来たわ。

おじさんとか言ってごめんね愛してる。

とりあえず写真を覗き込むと、信じられない銀髪イケメンやらクリス・ヴィンヤードの娘やらが居た。えっ何これこわい

「此奴はジン。俺はこの男の指示により射殺された」

「この女はベルモット。表の名はシャロン・ヴィンヤードで、変装術に長けるから気を付けろ」

「こっちの男はウォッカ。ジンとは大体一緒に居る。裏路地を通る時には此奴等に会わない様に警戒を怠るなよ」

「これはキャンティとコルン。赤井秀一には劣るがスナイプ技術は組織屈指だ」

すばるんそんな凄い人だったのか…色々な衝撃に気を失いかけていたら、別の写真を取り出した。次はスパイらしい。

「これはキール。CIAの諜報員で、水無怜奈としてニュースキャスターをするという表の顔を持っていたな」

「最後にバーボン。安室透として…って、アンタは知ってるよな。この男は警察庁からのスパイだ」

「えっその国家機密私にバラす必要あります?何このえっちな顔やだぁ…絶対ハニトラやってる…」

「よく分かったな。バーボンは情報員としてハニトラもこなすぞ」

「うぇっ最高…これから安室さんの事そういう目でしか見れなくなる…」

萌えで死にかけていたらすばるんから『柚は男同士の営みが好きなのか?』とメールが届いて別の意味で心臓が止まるかと思った。

第十八話→←第十六話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (129 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
268人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ますしん - なかなか無い素敵な小説ですね!続きが気になります!これからも応援してます!! (2019年11月7日 0時) (レス) id: 46f80c1807 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年8月6日 0時) (レス) id: f826ed1a12 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー牛乳 - すごく面白いです!繰り返し読んでますw更新楽しみにしてます!応援してます! (2019年5月23日 23時) (レス) id: a8a10a0263 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あんこ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年5月6日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。