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[A!!!大丈夫!!!?]
『無理〜足に力が入んなくて立てない〜助けて〜』
その瞬間、その場にいたみんなが俺をみた。
「え?」
何だかとても恥ずかしい。
ひ「ほら、男みせろって!」
あ「早く!A困ってるから!」
「わかった!わかったから!つんつんするのやめぇ!」
みんなに冷やかされながら彼女の元へ。
「えっと、、大丈夫ですか…?」
『大丈夫…じゃ、ない…かもです…。』
とても気まずい。
でも、
「ん。」
『は?え?みやくん?何?』
「ほら、のって?」
『無理無理無理!!!汗かいてるし、重いし無理だよ!!!』
「そんなに拒否されてみやかわくんは悲しい。」
[いいじゃん!ほら、みに保健室連れてってもらいなよ!!!]
[そうだよ!遠慮しないでいいからさ!]
『ねぇ、それ君たちが言うことじゃないよね!?』
あ「まぁまぁ!私たちもついて行くからさ!甘えなさいよ!ね!?」
有間に言われてちらっと俺の事を見る彼女。
うん。可愛い。
「どうぞ。乗ってください。」
『失礼します…。』
「はい。ちゃんとつかまっててね」
[行ってらっしゃーい]
みんなに見送られながら彼女を背負って有間たちと保健室にむかった。
「お姫様抱っこの方がよかった?」
『ほんとに暴れるよ?』
「ごめんなさい。」
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作者名:杏仁豆腐 | 作成日時:2018年10月23日 16時