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ラストセット。これで勝った方が優勝だ。
あ「頑張れーーーー!!!」
ご「普通にバレーの試合みてるみたいだよな。球技大会とは思えん。」
ひ「それな。」
ラストセットも相変わらず白熱していて、手に汗握るとはこのことかってくらい俺の手汗はやばかった。
「ちょっと点差離されてきたね。」
あ「ほんとだ。いけいけーーーー!!!頑張れーーーー!!!」
少しだけ追い詰められている彼女たち。
クラスの応援も熱を増す。
ご「あ、Aちゃんポジション変わったね。」
ひ「本当だ。今までトスあげてたのに。」
ご「足、大丈夫なのかな。」
彼女は今までずっとセッターをしていたけど、スパイカーをしていたチームメイトとポジションチェンジをしていた。
あ「A!!!いけーーーー!!!」
「「「……やば……」」」
『よっしゃぁ!まだまだいけるよー!!!』
たぶん、試合をみていた誰もが彼女のプレーに見入っていた。
そのくらい、彼女はすごかった。
[よっしゃぁああーーーーーー!!!!!!]
あ「やったーーーー!!!」
ひ「勝っちゃったよ…」
大接戦を制したのは彼女たち。
終盤はもう彼女の無双状態で、、。
拾っては打ち、拾っては打ち。どんなボールも追いかける。
その姿はとてもかっこよくて、誰よりも輝いていた。
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作者名:杏仁豆腐 | 作成日時:2018年10月23日 16時