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ひ「おい、だ泣くなよ〜〜笑」
だ「だって〜泣なんかめっちゃ悔しくない!?」
結果は俺たちのクラスは負けた。
タイムアップまでに決着はつかなくて、PKまでもつれこんだ末の結果だったからだが泣くのもわからなくはない。
あ「わかる。その気持ちすごーくわかる。よく頑張ったね。だ」
だ「え〜!有間っち〜泣なんでそんなに優しいの〜?意味わかんない〜泣」
ご「有間が優しすぎて逆に怖くない?」
あ「はぁ?ごまじ殴るよ?」
ご「ほら、やっぱり怖い。」
そんな風景を眺めながら、俺もちょっと泣きそうになっていると、
『みやくん。お疲れ様!すごくいい試合だった!』
「ありがとう。でも、勝ったところみせたかったな〜」
『私も勝って欲しかったけどさ、みやくん凄くかっこよかったよ!負けちゃったけど、もうそんなことどうでもいいくらいに輝いてた!』
「やめてよ。笑そんなに褒められたら泣いちゃう。」
『まって!みやくん!もう泣いちゃってるじゃん!私までもらい泣きしちゃうからやめてよ〜泣』
そういいながら、一緒に泣いてる俺たち。傍から見たらなんだか変な光景だ。
だ「あー!みやがAちゃん泣かせてるー!」
ひ「うわ、女の子泣かすとかお前何やってんだよ」
あ「ちょっと!!私のA泣かせないでよ!!!」
ご「別にお前のじゃなくね?」
なんて、相変わらずボロクソに言われるけど、そんな空間も好きだなって。
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作者名:杏仁豆腐 | 作成日時:2018年10月23日 16時