検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:2,839 hit

16 ページ17

俺たちの目線の先には、チームメイトと楽しそうにパスしている彼女。

ご「Aちゃん、普通に上手い。フォームもきれいだし。なにあの子。できないことないの?」

バレーのことはあんまりわからないけど、ごが言うんだから間違いないと思う。
因みに、ごは現役バレー部。

ひ「確かに。欠点ないんじゃね。」

そう、彼女は才色兼備、運動神経抜群、おまけに性格もいい。

「ほんと。逆に何ができないんだろ。」

そんなことを話していると、

「「危ない!!!!!!」」

「いってぇ〜」

『あぁぁああ!!!ごめんみやくん!!!大丈夫!!!?』

どうやら、彼女のボールが俺に当たったらしい。

「大丈夫。だけど。めっちゃ痛い。」
『えぇええ!!!ほんとごめん!!!血とかでてない?』
「たぶん…」

と、目を開けると…

「っっ……!!!」

彼女の顔が目の前にあった。

『ほんとにごめんね?思いっきり打っちゃったやつだったんだよ〜どこもきれてはないみたい。よかった〜。目は?』
「いや、うん。ほんとに大丈夫だよ?だからさ、ね?」
『ん?』



『………ごめん…。』
「うん…。大丈夫…。ほ、ほら!練習戻って!ね!?」
『う、うん!やばかったら保健室行ってね!?』
「おっけーおっけー!頑張れ!」
『ありがとう!』

そう言って戻った彼女。
周りから冷やかされたのは言うまでもない。



[A〜?顔真っ赤よ〜?どしたの〜?笑]
『うるさい。』

17→←15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.5/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:杏仁豆腐 | 作成日時:2018年10月23日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。