AAAの女子 私だけになるの？

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『ぜーんぜん！むしろ安心する的な！苦しくて心地いい的な！！！』


反撃したつもりだけど 自分でも何言ってるのかよく分からなくなった。なんかとんでもない発言をしている気がする。




西「はは、なにそれ じゃあそっち着るんだね」


にっしーも観念したようで 鎖骨まで隠れてる方の衣装に納得した。 勝った。


スタイリスト「それじゃあAさん
こちらでお着替えお願いしまーす！」


あたしはカーテンの向こうに入って
ワンピースに着替える。


『こっちも全然可愛いな〜スタイリストって
センスいいよな〜』


なんてボソッっと呟きながらワンピースのチャックをあげる。

ス〜〜〜〜カチャッ。


『ん？』

ん？！？？

何故か右手にはあるはずのないチャックの部品が。
チャックが取れている。


『まってこんなことある？！あたしが悪いのこれ！太ったから壊れたの？！』


も〜〜〜最悪だよベタだよ。
チャック壊して はい、胸元パッカーン衣装しか
ないからそれ着てくださいパターンでしょ。無理だよベタすぎるよ。



『あーーもう！なんて日だ！！』



末「まって、なんかカーテンの向こう○峠いたくね？」


日「いたねぇ完全に○峠だったよ、ちょっと俺
確認のために見に行ってくるよ」


浦「お前覗きたいだけだろ」



カーテンの向こうからなんか色々聞こえてくるけど
そんなの知らん！どうしよ〜とりあえず
スタイリストに言うか…。



『す、すみませ〜ん…これ チャック上げてたら
ポロッて取れちゃったんです、ポロって、ははは』



ス「あ、ほんとですね！
これは手直ししようにも 複雑なデザインなので
この時間じゃ無理そうですね…」



『ですよね… もうあの衣装しかないですよね？』



ス「そうなりますね…あっちでも大丈夫ですか？」


『はい！全然！あたしが壊しちゃったんだし…』


しょうがないよね。まぁ1回着てみよう。
ギリギリ隠れるかもしれないし。


今度は壊さないように 優しく扱おう。
そーっと着てみた。肝心のキスマは
1つだけ衣装からはみ出していた。


『やばっ…ひとつだけどうしても隠れない！』


どうやって隠そう。そう焦っていた時
シャーっとカーテンを開け 誰かが飛び込んできた。



『ひゃあ！！！』

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