E-girlsの片寄ちゃん。

モデル職 ページ16

私はモデルもしてます。
あ、知ってるか。




そして今日はー、





樹「あ、よろしくお願いします」

『あ、いっちゃん！おつかれー』

樹「あれ？相手ってAさんなんですか？」

『うん、そだよー』

樹「そうなんすね、よかった。」

『なんだよそれ笑…私でごめんね？笑』






実は、めっちゃ恥ずかしいことに服の広告で一緒に撮ることに。
っていうか恋人っていう設定らしくて、
なんというか………その、、下着姿での撮影するんだよね、、。




樹「ドキドキしません？」

『心臓出そう』

樹「しかもCMだけじゃなくて、広告の写真も撮るから」

『まじで恥ずかしいー笑』

樹「俺の方が恥ずかしいですよ笑」

『脱がせるからね？笑』

樹「やめてくださいって笑」






そんなふうに2人してソワソワしてたら着替えてください、って声がかかっていよいよっぽい。





『あのさ、いっちゃん？』

樹「はい？」

『恋人役なんだし、呼び捨てでタメ口にしよ？役作りで』

樹「いいですよ、…あ」

『まぁすぐには直んないか笑』

樹「直す！A、、、…さん、」








うん、いっちゃんは安定にかわいいよね。
こんな子に服脱がされちゃうのかー。
あ、そういう設定だからね、そういう設定。







服を着替えて、下着も代えて、あとは実演のみ




スタッフ「Aさん入られまーす！」

『よろしくお願いします、』





スタッフさんに連れられて現場に入るとすでにいっちゃんはいた。
朝のノーセットの髪に比べて若干髪を上げた髪型にドキッとしてしまう。たぶんこれから恋人役するからだな。

私、変じゃないかな、、藤原樹に釣り合ってるかな。。






樹「うわぁ、Aめっちゃ綺麗」

『え、ちょっとそれは照れるよ』

樹「恋人って言ったのはAだよ」

『役ね、役。恋人役だから。』

樹「そーだっけ？」






そう言ってクスッと笑った樹。
ずるいよね、私がギャップに弱いって知ってるのかな。





樹「A？」

『ごめん、やっぱそれ照れるわ』

樹「かわい」

『ちょっと、あんまりからかわないでよ』






そう言うと樹が私の耳元にコソッと囁いた。




樹「早く脱がせたい」

『ばっ、バカ、、』

樹「冗談」

『もぉー、心臓に悪いって！！』

樹「ほんとかもね」

『いっちゃん！！』

樹「ごめん笑」









ほんとにいっちゃんってずるい人。

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