白濱くんと彼女。【GENERATIONS】

亜嵐と赤ちゃん ページ5

白濱「見て見て！A！指握られちゃった」


川咲「そりゃーそうでしょ」


白濱「うわー、超かわいい、パパのこと大好きですねぇ」


川咲「パパ活してるし、」




そうなんです！

突然ですが、子どもが生まれました！

……私のお姉ちゃん夫婦に。

実は私にもお姉ちゃんいたんですよー
なんてことは置いといて、その子がめちゃくちゃかわいいんです！



そして、その子を1日預かることになってテンションが上がってる亜嵐。…と私。



白濱「俺らも子ども欲しいなー」


川咲「ほんと、かわいいもんねー」



結婚すらしてないのにそんなこと話しちゃって。

言ってからそんなことを口走ったことが恥ずかしくなってきた。




川咲「……まじでバカ」


白濱「ほーら！高い高ーい！」


川咲「聞いてないし」


白濱「ほんと癒されるー」




その亜嵐は無神経なのかなんも考えてないのか、ずーっと赤ちゃんに付きっきり。

明日仕事のくせにね。



川咲「ねぇ、乱暴なことしないでよ？」


白濱「してないしてない」




こっちなんて見向きもしないでさらにこんな言葉まで。




白濱「大丈夫だって、Aのそのなっがい爪よりは俺の方が安全だろ笑」







まぁ、確かにそうかもしれないけどさ、ちぇ、うちの甥っ子なのになー。

なーんて。






白濱「あー！A拗ねてんのかー？」


川咲「はぁ？拗ねてないしー、もういい、私ご飯作るし」


白濱「俺がAに構ってあげなかったからだろ」


川咲「いや違うわ」




ちょっとだけ違わないかもって思ったけど素直に認めるのはちょっと悔しくて。




川咲「別に、私はいつも構ってもらってるので、」


白濱「ははっ確かにー、…でもあと数時間でこのこともお別れだから今のうちに俺のこと覚えててもらわないと」


川咲「また預かる時あるかもしれないから」


白濱「その頃には反抗期かもしれないだろー」


川咲「はぁ？まさか笑」





そんな亜嵐と甥っ子を見てたらなんか和んで、なんとなく何枚か写真を撮った。





白濱「あ、事務所通してくださいよー」


川咲「何言ってるのかわかりませーん」


白濱「俺らのモデル代は高いけど？」


川咲「はいはい、…あ、これめちゃくちゃいい写真」




そんなことを言っていれば覗き込んでくる亜嵐。




白濱「親子っぽいだろ」


川咲「かもしれない笑」









この後、私のスマホのロック画面がこの写真になったのは秘密の話。笑

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