幼なじみはYouTuberのアイツ

33 心配 ページ35

パチッ



私はゆっくり目を開けた




ここは病院…？




マホトは…？はじめは…？夢…？




どうやらここはお母さんの勤めてる病院らしい




はじめ「A！先生！Aが目覚ましました！！」




お母さん「A！！目覚ましたのね…！！」




A「はじめ…お母さん…みんな」




はじめ「2日間寝たきりだったんだよ、良かった」




私の周りにいるのは、はじめ、お母さん




あとはクラスメイトのみんな




マホト…マホトは？！マホトはどこ？！




そう思う気持ちが表情に出たのか




はじめ「A落ち着いて」




ガララララッ




病室のドアが思い切り開く




マホト「Aが目、覚めたって本当か？！」




A「マホト…」




マホト「おまえ……ほんっとバカだな」




A「えっ？」




マホト「心配ばっかさせやがって！死んじゃったかと思ったじゃねーか！どんだけ心配かけるんだよ！」




そう私に説教するマホトは前よりちょっとやつれてて




目の下にはクマができてる




A「私…そんなに心配させて…」




マホト「…」




A「ごめんなさい…」




マホト「‘‘ 生きててよかった。’’」




その言葉を残してマホトはどこかへ行ってしまった

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