ツイステの日常

ラギーの食生活整え隊　前編 ページ12

ヴィル「レオナ。流石にあれは変えたほうが良いわよ」

レオナ「あ？何がだ」

昼寝のために木の陰で寝転んでいるとヴィルが話しかけてきた

ヴィル「ラギーよ。あの子何でもかんでも食べてるじゃない」

レオナ「タンポポとかか？案外うまいぞ」

面倒くせぇし勝手にさせておけばいいだろ

ヴィル「あんた…本当にタンポポ食べたの？」

レオナ「食うわけねぇだろ」

ヴィル「はぁ…とにかく変えないといつか病気になるわよ」

レオナ「ほっとけ」

ヴィル「ラギーが居なくなったら誰があんたの世話するのよ」

レオナ「チッ…じゃぁどうすりゃ良いんだよ」

ヴィル「まず普段何食べてるのか見てきなさい。私も手伝うわ」

面倒くせぇ…やってるふりするか…

そう考えていると後ろから大きな声が聞こえてきた

カリム「レオナ！ヴィル！2人で何してんだ？」

レオナ「もう少し静かに出来ないのかよ」

ヴィル「実はね…」

ヴィルがカリムに説明するとカリムが驚いた表情を見せた

カリム「タンポポって食えるのか！？」

レオナ「そこかよ」

ヴィル「そこなの？」

カリム「？」

ヴィル「はぁ…まぁ良いわ。カリムも手伝ってちょうだい」

レオナ「お前らで勝手にやっとけ」

ヴィル「逃しはしないわよ。とにかくアンタはラギーの様子を見てきなさい！」

そう言って背中を叩かれてその場を離れさせられた

チッ…面倒くせぇ

何で俺がこんな事しなきゃ行けねぇんだよ…はぁ…見に行くか




ラギー「んー…このキノコは食べれるキノコッスかね…」

レオナ「…あいつあんなところで何してんだ？」

ラギーを見つけたのは良いが…森の中で座り込んでいた

気づかれないように木の陰から見ておくが…ねみぃ

そう思いながら見ていると…ある人物がラギーに近づいていった

？？「おや、ラギーさん。こんな所で何をしているんですか？」

ラギー「あ、ジェイドくん。いやー夜飯ようのキノコ狩り中ッス」

夜飯用…？今日の夜飯は肉ってラギーが言ってたはずだが…

ジェイド「おや、レオナさん用にですか？」

ラギー「嫌、俺用ッス。レオナさんは肉食ッスからね〜」

…あいつあんなもん毎日食ってんのか？

腹壊すだろ…

ジェイド「おや、そうですか。しかしそのキノコは辞めておいたほうが良いですよ」

ラギー「え？毒キノコ？」

ジェイド「えぇ。毒キノコです。ここらへん一帯は毒キノコしか無いですよ」

ラギー「マジっすか…やっぱりタンポポしか無いッスね」

またタンポポかよ…

ラギーの食生活整え隊　中編→←イデアとジャミルの入れ替わり　（番外編）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す