【番外編】めりーくりすます ページ31
※本編とは全く関係ありません。
※もしもの話。
※警察学校時代の話。
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その日は雨が降っていた。
本当はイルミネーションで溢れ返っていた筈なのに、それは曇天により何一つ見えない。
「あーあーあー。
折角クリスマスなのに。イルミが……。」
「いや違ぇ。クリスマスつったら金〇ロードだろ。」
「二人共何言ってんの!クリスマスって言ったらデート!ってことでAちゃん、イルミ見に行こ。」
「却下。というか外見ろ外を。」
何時ものメンバーでまた馬鹿騒ぎ。
クリスマスなんてもはや関係無い。
ちなみに降谷達はまだ食堂だ。その内帰ってくるだろう。
「んあー、あ。
何時もならワクワクウキウキしながら寝る日なのに...。」
「何時もとは。」
実はこの女、A。
中学生までサンタクロースを信じていた────。
※子供。
Aはぐでんと机に顔を伏せる。
今更だが、ここは警察学校、萩原の部屋である。
棚にはラブレターの山があり、なんとも憎たらしい。
「……まあなんのかの言ってクリぼっちじゃないからいっか。」
「...そうだな。」
「えっ(可哀想)」
「……ハギさん。君今私を貶したな。貶したな!」
「ごめんなさいい!!」
野性的感である。
ところで、
「さっきから無言を決め込む松田くん。どした?」
「うんうん、じんぺーちゃん、ちょっとこ……なんでもないです。」
鋭い視線を向けられ思わず竦む萩原。
そんな彼を松田はため息吐いて一瞥する。
「…………ほらよ。」
すると突如、何か小さい箱を取り出し、ポイとAに投げる。
慌ててキャッチすると、それはリボンの着いたプレゼントボックス。
「...ええ!?
いいの!?いいのっ!?」
「お、おう。」
「じんぺーちゃん、俺にはっ?」
「無ェよ」
「え…………」
その後、あ、そうだと萩原もAにプレゼントを渡す。
二人からも渡され、Aは飛び上がってしまう。←
「ありがとおおお」
猛ダッシュで部屋を出て行ったAを、二人は唖然と見送った。
「……餓鬼だな」
「コラっ」
貰ったプレゼントが煙草と香水(萩原が付けてるやつ)だったのは、また別の話────
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メリクリです!
ちなみに作者はクリぼっち★★((
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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あかいも(プロフ) - めっちゃ好きです!!!更新待ってますうぅぅ (2020年12月14日 16時) (レス) id: e21ea76269 (このIDを非表示/違反報告)
りま - 続きが気になる〜!更新楽しみに待ってます! (2020年12月14日 0時) (レス) id: cd2a171307 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^ - ^ (2020年8月20日 21時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - にこいちさん» ありがとうございます!そう言って頂けると光栄です!!ちょっと不定期だけど...。 (2020年7月28日 15時) (レス) id: e37ae670ad (このIDを非表示/違反報告)
にこいち - 他の作品も見てます!いつも更新ありがとうございます!! (2020年7月28日 15時) (レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねりこ | 作者ホームページ:http://http://commu.nosv.org/p/rikokamide
作成日時:2020年5月8日 16時