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勉強会を終えると、安室さんが「お疲れ様でした。」と、王子様スマイルと共に、飲み物を持って来た。
「ありがとうございます！」
「流石安室さん……」
「どうも。」
上から蘭ちゃん、園子ちゃん、そして私である。
そろそろゼロの安室さんver.に笑えなくなって怖くなってきた。
本当に別人だ……降谷零置いて来たな。こわ……日本警察こわ……。
コーヒーを口に運びながら、ふと思った疑問を口にする。
「工藤新一くん、行方不明なのですよね。
奥さんの蘭さんには悪いですが、死んだと聞いているのですよね……」
「お、奥さんじゃないから！(本当に天然なのね、この子……。信じてるし。)
それに新一は死んでないわよ。たまにひょっこり現れるし……」
「そうなのですか……。
まぁ一応安心出来ますが、心配ですね。」
え？ひょっこり現れる？
じゃあ何？解毒剤とかあんの！？
内心取り乱していると、園子ちゃんが復活。
またまたニヤニヤしだした。
「なぁに？
もしかしてA、狙ってる？」
「まさか！蘭さんを応援してるに決まってます！！
っていうか話聞いてる限りまだ付き合ってすらいませんね！？
さっさとくっつけよ！！！……です。」
元の口調に戻ってしまい、慌てて付け足す。
でもこれは本心だ。弟の恋は応援してあげたいし、第一蘭ちゃんの力にもなりたい。
だが現実はそう上手くいかない。
それに新一は現在幼児化中……。
ハァ…………────。
「あ、ありがとう。」
立ち上がってまで熱弁した私の迫力に驚いたのか、ビックリしたように蘭ちゃんは言う。
「ったく、これ、すんごい焦れったい系の恋ですね。
少女漫画とかロクに読んだことの無い私でも分かります。
それに幼馴染なんでしょ？
滅茶苦茶良い感じの恋じゃないですか。
くぅーーー！！工藤くんに怒鳴ってやりたいです！！」
自分の発言を見直し、ハッと息を飲む。
やばい、幼馴染って知ってることになった。
だが二人は私の迫力に気圧されて「お、おう。だから落ち着け……」的な空気になっていて、特に気にしてないらしい。
よかった。
.
────そんな私を優しい目で見ていたゼロなんて私は知る由もなかったが。
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あかいも(プロフ) - めっちゃ好きです!!!更新待ってますうぅぅ (2020年12月14日 16時) (
レス) id: e21ea76269 (このIDを非表示/違反報告)
りま - 続きが気になる〜！更新楽しみに待ってます！ (2020年12月14日 0時) (レス) id: cd2a171307 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^ - ^ (2020年8月20日 21時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - にこいちさん» ありがとうございます！そう言って頂けると光栄です！！ちょっと不定期だけど...。 (2020年7月28日 15時) (レス) id: e37ae670ad (このIDを非表示/違反報告)
にこいち - 他の作品も見てます！いつも更新ありがとうございます！！ (2020年7月28日 15時) (レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねりこ | 作者ホームページ：http://http://commu.nosv.org/p/rikokamide
作成日時：2020年5月8日 16時
