【名探偵コナン】なんか知らんが縮んでた【松田陣平】

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時は過ぎ、放課後。


私はこの美少女JK達に囲まれてハーレムを満喫してい……ゴホン。

新しく出来た友達(仮)達と仲良く過ごしていた。
私にはあの頃モテるヒロとゼロとよく居たため、女友達はゼロ。というか嫉妬の的だった。

楽しい。



「へぇ！
高校生探偵の工藤くん、このクラスなのですか！」


「うん。でも新一、今は行方不明なんだ」


「そうなんですか。
何かあったんでしょうかね」


「そうそう。旦那が消えて、蘭は寂しいのよねぇ〜」



「ばっ、し、新一はそんなんじゃ、」


「でも君の彼氏なんだろ？」



突然会話が恋バナへと変わり、JKのノリについていけなくなる。
でもこの会話自体が微笑ましいのでニコニコと３人を眺める。

でも少し驚いた。
今まで女子高生って虐めばっかりしてくる醜い人間って思ってたけど、案外違うみたい。



っていうか────

「なんで江戸川さんって敬語なんだ？」


世良さんの唐突な質問に少し驚く。
それはキャラ創りの為。

本来は全くこんなおしとやかなキャラではないのだが。

だがこのようなキャラ──おしとやかな少し天然(この要素は元からあるけど)キャラは、周りに漬け込みやすい為、使用しているのだ。



うーん、どうしようか。
自分がお嬢様とかは言えない。直ぐにバレる嘘だ(多分園子お嬢様に)

では癖...いや、これも少し無理がある。
どこでそんな癖を身につけられる？ないな

じゃあどうする。誰かの真似でいくか？
でも誰をモデルとする？親...は無理だな。蘭ちゃん変装した母さんに会ってるっぽいし。

うん。じゃあ誰も知らない幼馴染の真似で(実際有り得ないけど)

よし、これで行こう



この間0.3秒。不審なところは無し



「実はこれ、私の幼馴染の真似なんです。
今はドイツへ留学中ですが……。

なんかノリでやっていたら癖になってしまって……はは。」



うん。
我ながら完璧だ。

自分が作り出した嘘に満足していると、鈴木さんがへぇ〜とニヤニヤしだす。


……どうした



「それって……もしかして男子？」


「」←







…………これは何と答えるべきか

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