【名探偵コナン】なんか知らんが縮んでた【松田陣平】

File.009 ページ11

「へぇ、世良さん、プライベートアイ(探偵さん)なんだ〜」


「そ！まぁ工藤くんには劣るけどね...」



えへへと笑うボクっ娘の自称JK探偵さん。

まって、何この子すんっっっごい可愛い。
え？撫でていいよね？いいよね？？



私の右手がプルプルしだしたその時、



「江戸川さ〜ん」



後ろから可愛い声。

振り向けば可愛らしい茶髪の女の子とその後ろの蘭ちゃん




かっわええええええええええええええ！！！！





……ゴ、ゴホン。
因みに言っておくが、私は変態などではない。ロリコンでもない。断じて違うから。

勘違いしないで頂きたい。




「えーっと、毛利さんは分かるけど、貴女は？」


「私は鈴木園子！蘭の親友よ！」


鈴木園子……鈴木財閥のお嬢様か。


「毛利さんに、鈴木さん、ですね。
いったい何の御用で？」




ニコニコしながら作り笑いを浮かべると、鈴木さんが言う




「ねぇ、本当にあのガキンチョの姉なの？」


「うん。そうみたい。｣」



えらく戸惑い気味の鈴木さんに、蘭ちゃんが苦笑いで返す。

つーかあのってなに。さりげなくディスられてないか？


ていうか知り合いなの？お嬢様だぞこの子




「嘘ぉ...確かに面影あるけど美人過ぎない……？」


「え、君、コナン君のお姉さんなのか！？」




驚いたように世良さんが目を見張る

……だけどこの驚き方、なんか違うような……



「ええ。
それより、弟と知り合いなのですか？世良さんに、鈴木さん」



「...まぁね」

「あぁ！」



何処か嬉しそうに頷く世良さんと苦そうな顔をする鈴木さん。

いったい何したの……




「それより、アメリカからの留学生なんだね。
ってことはコナン君もアメリカに住んでたの？｣



可愛らしく首を傾げる蘭ちゃん(多分無自覚)に、




「はい。
あ、でも生まれは私もコナンも日本。コナンは2年ぐらい住んでただけです

コナンは小さすぎて覚えていないでしょうけど……」




勿論嘘だ。

アメリカから来た、何故こんな嘘をついているかと言うと、新一が変な設定をクラスメイト(小一の)に言いふらしたらしいからである。

本当に、いい迷惑だ





「そうなのか。
まっ、これからよろしくな！！」






ニコニコとこちらを見て笑う世良さん、そして鈴木さんと蘭ちゃんに、ウルっとしたのは言うまでもない。

可愛ええぇぇ…………

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