呪いの王ときたら姫もいる【呪術廻戦】

#05 ページ6

「そーゆーことー。」

「納得したわ。」



「……お前のこと、非リアだと思ってたが……。よかったな。」

「違わい。」



何回言えば分かるんだ此奴は。

なんだなんだ、嫉妬か。悔しいのか。
そりゃそうだよな。

ムッツリだもんな。



するとズビシ、と手刀を落とされる。



「お前、今失礼なこと考えただろ。」

「エスパー2号？？」



しかも痛いんだけど、と続ける。



「……ま、アンタ達ふたり、感動の再会ってヤツなんだろ？
ってことで私らは退散しまーす。」

「ソダネー。
じゃ、ごゆっくりー。」



釘先野薔薇、だっけ？

その子を先頭に3人は悠仁と私を残して退散する。






バタン。







ポツンと取り残された私達はどーしよと顔を見合わせる。



あーゆう展開期待した人はごめんなさい。

相手悠仁だからね。
幼馴染だからね。


というかオチ未定なんだよね(メタ)。




「……心配した。」



ポツリと零した悠仁の顔を再び見る。
前会った時より、少し大人っぽくなっていた。



「……その、ごめん。
でもまた会えたし！」


「…そーだな！！まぁ今回は許す。
でも、次は無いからな。


……じいちゃんのところに行ったかと思った。」



────え？



「……おじいちゃん、死んじゃったの？」

「……。」



「………………そっか。」




慰める？無理だ。私にはできない。それにこういう青臭いのは嫌いだ。


ポンと俯く悠仁の頭に手を置く。
こんなに弱った悠仁を見るのは何年ぶりだりうか。






「まっ！！！
取り敢えず今は会えて嬉しいぜの気持ちで踊ろう！









.









ペンギンと一緒に！！」



「毎回思うけどお前のその思考どう回ってんの？？」




私はシリアスをシリアルにします。

美味しいよなシリアル。




Aちゃんはよく学校の体育館で鶏と一緒に食べてました。


その時偶然通り縋った友達のAちゃん。
貴方のその目は一生忘れない。

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