呪いの王ときたら姫もいる【呪術廻戦】

#11 ページ13

目が覚めると、何故か泣いている。
そういう事が、時々無い。


え？そこからはパクっちゃだめ？？
知らんな！！！！



さて、目が覚めたAちゃんである。まだぼんやりしていた。



「……ん？
なんで？？」



待て待て、思い出してみよう。
昨日、確か先生の前で寝落ちしてしまった筈。

……あ、わざとじゃないよ。流石の先生も未成年に手は出さないと思うから(要らない信頼)。


だがここは紛れもなく────



「公園のベンチじゃねぇか！！！！」



は？なになに。なんで？？



五条先生、もしかして私を運んだのか...！？
ベットじゃなくベンチに！？公園のベンチに！！？



起き上がってうんうんと考える。







……あれ、教師ってなんだっけ。大人ってなんだっけ。







「……まぁいいや。
五条先生じゃないかもだし。」



ベンチから降り、取り敢えず高専を探す。

探すって言ってもね。スマホ持ってないしね。呪力の察知能力ポンコツだしね。歩くしかないんだけれども。



「……にしてもやけに静かだな、この公園。」




朝だから？違う。

今にも雨が降り出しそうだから？いや違う。








.






「……何か可笑しい」

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