ストラディバリウス【名探偵コナン】 (ページ2)

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てゆーかさ、思ったんだけどさ、

私冷静すぎない？？

だってさ？
記憶喪失らしいのに、名前すら知らないのに、慌てることすらないんだよ？？
むしろ楽しんでんだけど？レッツパーリィしてないけどしてるんだよ？？(どゆこと)

自分結構凄い人なのでは？？あ、記憶失う前な、今は馬鹿だって自覚してるからさ。
安心しろよリスナー。マ〇ク先生は健在だぜ(何の話)

とにかく私は記憶を失う前、結構凄い人だったんだと思うな。
それが多分そのまま癖？みたいな感じで来たんだと。

いやぁ、凄いな私。天才的な推理だわ←

のっほほーんと冷静すぎる私様。ふらふら彷徨うぜ、きらーん←

ドサッ

後方で何かが落ちる音がした。

む？と振り返れば、

「...っ、どう、して……」

買い物袋を落とし、呆然と立ち竦む金髪褐色肌の童顔イケメン。

…………誰すか？？←

え？人気キャラあむぴ？誰じゃそりゃ(メタ)←

「...あのぅ、もしかして何処かでお会いしたりしてます？」

「……え、」

うん、どうしろと？？

さらに目を見開くイケメンさんに困ってしまう。

.

あ、そっか。記憶失う前の知り合い？

「ども、ワタクシ記憶喪失になりまして～あはは。
あの、どちら様で？というかそれ以前に私の名前分かります？」

「……記憶、喪失。」

「そうっす、記憶喪失。何しちゃったのか、自分でも分かんないんですけどね」

あはは。

笑えない話である。こんな話を笑いながら言う馬鹿はいるだろうか、いやいるねここに！

呆然としていた金髪さん。ハッとして笑顔になる。
だけどそれはちょっと偽物っぽくて。

.

「僕は安室透です。」