文スト見てないんですけど【文豪ストレイドッグス】

ひゃくさんじゅうさん ページ43

__夢主side__


近くの商店のお爺さんも声をかける


お爺「おう、坊！前に話した菜園、どうにも水捌けが悪くてな」


賢治「きっと畝の土質ですね 明日行きます」


お爺「頼むわ！」


敦「……大人気だね」


A「さすが賢治くん」


近所にいたら、私だって可愛がるもん
いい子すぎる……

すると


男「よう賢ちゃん」


男「仕事かい？」


話しかけてきた男の人はいかにも悪そうで

敦くんと私は恐怖から、思わず賢治くんの背に隠れる


え、なに？！
ボコられる？！


賢治「そこの通りであった、爆発した車の件を調べています」


賢治「何か御存知ないですか？」


え、賢治くん……
あなた……この人と仲良いの？！


賢治くんに尋ねられた途端、男の人は
賢治くんから目を逸らし、言葉を濁す


男「あぁ、アレなぁ……噂は、あるなぁ……」


それは良かったと云わんばかりの笑顔で、
男の人を見つめる賢治くん

天使の笑顔……


賢治「……」ﾆｺﾆｺ


男「ううっ……！」


人目を気にして辺りを見回す男の人
賢治くんの耳元にそっと顔を近づける

お、教えてくれるのか……？


男「……本来は云うたらあかんのやけど、若いもんが云うとったわ」


男「事件の前、工場区の裏通りの連中が肥料をぎょうさん買い込んどったと」


賢治「肥料？畑の素晴らしさに目覚めたのでしょうか？」


なわけ……


男「いや、精製がどうとか云うとったから……」


賢治「ならきっと、窒素肥料ですね」


敦「窒素肥料？」


賢治「爆弾の材料ですよ」


A「ば、爆弾？！」


日本の非核三原則はどうなってるんや？！


賢治「いつもありがとうございます 助かりました」


男「賢ちゃんのためならなんでもするけぇな、仲良うしてや」


なんだ……めっちゃいい人じゃん
人は見かけで判断しちゃダメだね


賢治「こちらこそ、これからも宜しくお願いします」


敦「……」


A「………………すげー」





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新作出しました！
じゅじゅです

なんかhit数＋評価＋お気に入り＋ランキング順位がすごいことになった作品↓


『え……夢主って私じゃないの……？』
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Anime12021/?fp=13

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