え……夢主って私じゃないの……？【3】

110話 ページ35

A「何故、私まで？」


伊地知「五条さんの希望です」


五条「いぇい！」


いやいや……嘘だろ
普通、任務に生徒連れてくか？！
それも、京都に行く任務……


A「私、行く意味……」


多分、なんもすることないぜ？


五条「まぁまぁ、これも学習の一環と思って」


A「……本当は？」


五条「Aと離れたくないから」


はい、お疲れ様でしたー


いや、待てよ
京都……？

三輪たんと会えるかもしれない……？！

よっしゃ、行ったろ←心変わりが早い女


.


まぁ、皆さんご察しの通り
私は突っ立ってただけで呪霊が倒されていくわけですよ

すごくない？←


A「ちょ、トイレ行ってきます」


五条「心配だから、着いてくy……」


A「ここで待ってて下さい」


五条「……ちぇ」


近くのコンビニに入って用を済ます

確か、何も買わずにトイレ借りるのって犯罪だよな？


と、その時聞いたことのある声が聞こえる


三輪「美味しそう……！このチョコ……」


西宮「チョコって太るんだよ」


三輪「知ってます……お願い！真依！今、金欠で……」


真依「嫌よ」


A「あ、三輪先輩達」


三輪「ん？」


私の声に気づいたのか3人とも振り向く


真依「あら、東京校の……」


三輪「A！なんでここに……？！」


A「いや、かくかくしかじかで」


私が説明すると


真依「やりかねないわね、あの人なら」


西宮「大変だね、そっちも」


A「はい、まぁ……」


あ、そういや……


A「三輪先輩、そのチョコ私が買いましょうか？」


三輪「え？！そんな……いいよ！大丈夫！」


A「私がそうしたいだけなので、そんなに遠慮しなくてもいいですよ」


A「真依さんや西宮先輩も」


西宮「え？！いいの？！」


真依「えぇっと……A？あんた案外気の利く良い奴ね」


褒められた！
嬉しー！

111話→←イラスト描いてくれました！さーてぃーん！

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